FRBのインフレ抑制如何で米国のバブル崩壊リスクに
2022年はいきなりダウが最高値を更新するなど、株式市場が好調にスタートした米国。しかし5日にはFOMC議事要旨で当局がインフレ警戒を強め、引き締め前倒しの姿勢が見られたことから、ハイテク株を中心に調整を迫られました。米国では秋に中間選挙が行われますが、そこでは民主党の敗北が予想され ています。このため、バイデン政権は支持率圧迫要因となっているインフレの抑制を最優先課題に挙げました。
そして、何としても中間選挙前にその成果を挙げたいと、FRB(連邦準備制度理事会)に強く圧力をかけています。FRBがこれをうまくさばけるか、5日の米国市場は当局のインフレ抑制策如何で新年の米国経済、そして世界経済に大きなリスクとなる可能性を示唆したことになります。
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