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第224号.老齢の年金基礎事例による重要論点復習5つ

事例と仕組みから学ぶ公的年金講座
次に差額加算ですが、これも老齢厚生年金の一部になり必ず支払われます。 この差額加算は何者!?といつも疑問を持たれます。 一体何なのでしょうか。 昭和61年4月からはどんな職業の人であれ全ての人が国民年金に加入して、みんな加入期間が同じであればみんな同じ年金である平等の共通年金として老齢基礎年金を受給する事になりました。 20歳以上のサラリーマンや公務員のような厚生年金に加入する人も、60歳までは国民年金に同時に加入しようねと。 老齢基礎年金はそれまでの収入に関係なく、定額の保険料を支払って、支払った期間に比例した年金を受ける年金であります。 なぜ、どんな職業の人であれみんなが共通する年金を作ったのかというと、昭和61年3月までの制度はみんなバラバラで給付にも格差があったからです。 特に共済は厚生年金や国民年金よりも遥かに給付が高く、官民格差であるという指摘が強くなっていきました。 そこで、

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  • まぐまぐにて公的年金に特化したメルマガ。 制度の仕組み、年金計算の流れ、年金の歴史、考え方、年金と関連して把握しておかなければならない社会の出来事など幅広く主に事例形式で考察していきます。 年金はその時だけの制度を見ればいいものではなく、様々な事が複雑に絡み合っています。 このメルマガを読んでいれば自然と年金に対する理解を得る事が可能です。 高齢者から子供まで全国民の生活に直結する年金制度を一緒に考えていきましょう。 ※まぐまぐ大賞3年連続受賞 ・2020知識ノウハウ部門4位 ・2021語学資格部門2位 ・2022語学資格部門1位
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