メルマガ読むならアプリが便利
アプリで開く

貞子第一メルマガ:FRBの「インフレ退治」の為の金融引き締めは、「二刀流」~いよいよ「インフレ退治」に迎うFRB~

資産形成・マクロ金融deあそぼ♪ − 貞子ちゃんの連れ連れ日記
2022年は、「アメリカ経済が直面する高インフレの現実」と「の んびりしているFRBと市場の想定」との間には、大きな「乖離(か いり)」が存在してます。 2022年前半は、FRBが「厳しい高インフレの現実」を改めて 認識し直すたびに、言い換えると、FRBがインフレ退治のための 「金融引き締めの手綱」を少しずつ少しずつし引き締めるたびに、 マーケットでは「動揺」が巻き起きて、「小さな調整」、「さざ波」 が起こることでしょう。 1月5日の公表された「12月のFOMCの議事録」では、FRB自 身が「インフレ退治に後手後手に回り過ぎている」ことをとうと う自覚して警戒し始めていることが明かになりました。 今回の「議事録」では、「年4回くらいの利上げ」という金融引き 締め手段と併せて、それに並行して、「バランスシートの縮小(QT)」 というもう一つの「金融引き締め手段」を実行してゆこうとして いることが、明らかになりました。 FRBは引き締めを急いでおり、その手段としては「二刀流の金融 引き締め」が12月FOMCで議論されていたのです。 今回の「議事録」は、長期金利を急騰させ、アメリカ株式市場での 「グロース株からバリュー株へのローテーション」をダイナミッ クに加速させました。 しかしながら、この動揺は比較的早く収まることでしょう。 なぜならば、アメリカ株式市場では、「インフレヘッジ目的のため のバリュー株投資」への意欲がまだまだ大変旺盛だからです。 今回1月の市場の動揺は、まだまだ序の口。 今回のような市場の動揺は、2022年前半のアメリカ株式市場 ではしょっちゅう巻き起こることでしょう。 今週号では、2022年1月末日と2022年12月末日の株価 目標をサーベイしています。

この続きを見るには

この記事は約 NaN 分で読めます( NaN 文字 / 画像 NaN 枚)
これはバックナンバーです
  • シェアする
まぐまぐリーダーアプリ ダウンロードはこちら
  • 資産形成・マクロ金融deあそぼ♪ − 貞子ちゃんの連れ連れ日記
  • 10年20年後も、物心ともに豊かに暮らすための「正しい地道な資産形成」について、なるべく専門用語を使わないで話し言葉で解説。一般には敬遠されがちな国際分散投資やマクロ金融の基礎知識が、自然に無理なく身に付きます。ハッピーリタイアを目指すビジネスパーソン、年金生活者やその予備軍の方々のほか、意外や意外、金融のプロの方々にも大変好評です。「沈みゆくタイタニック号・日本経済」の復活は、まずはあなた自身がフィナンシャルフィフリーを手に入れることから始まります。 メールでの質問・相談も受けつています。
  • 1,100円 / 月(税込)
  • 毎月 第1火曜日・第2火曜日・第3火曜日・第4火曜日(祝祭日・年末年始を除く)