トランプ「三銃士」の苦難
米国では早くも2024年の大統領選挙にトランプ前大統領が再出馬の意向を見せています。現時点で大統領選挙があれば誰に投票するか、の問いに、バイデン現職大統領はトランプ氏に後れを取っています。トランプ氏のバイデン批判が熱を帯びますが、トランプ氏の再登場を心待ちにしている人がいます。
それが言わばトランプ「三銃士」とされる中国の習近平国家主席、ロシアのプーチン大統領、そして日本の安倍元総理です。表向きはともかく、裏ではトランプ氏と手を握っていたリーダーたちで、いずれも専制君主の様相を帯びています。
ここまではトランプ氏自身、バイデン氏に対して優勢とみられ、勢いを感じさせますが、その一方で「三銃士」はそれぞれに苦戦を余儀なくされています。3人の専制君主が長期政権の下で自国内に多くの批判が出るようになったうえに、米国のバイデン政権が反トランプ対応の一環で、「三銃士」に対しても厳しい対応をとっていることも無視できません。
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