オミクロンの猛威が日本でもはっきりと出て、第6波がやってきた。
前週比6倍のスピードで新型コロナ感染者が増え、東京では1月13日には3000人を超えた。 来週には1万人を超えるのではと予想されている。 忘年会シーズンを何とか乗り切ったものの、新年会のキャンセルや旅行のキャンセルが相次いでいることから、飲食業や観光業からは「また駄目なのか……」というため息も聞こえてくる。
オミクロンは感染力の強さがデルタ株以上でスピードが違う。 欧州では人口の半数がオミクロンに感染する可能性があるとWHOは予測している。 しかし、オミクロンによる重症化率は低い。 実際に感染爆発した南アフリカでは、感染力は高かったものの重症化率、入院率は下がったという分析結果が出ている。
東京でも1月13日時点で、新規感染者3124人に対して病床使用率は15.1%、重症化病床使用率は0.8%とまん延防止等重点措置や緊急事態宣言の基準に達していない。 経済の影響を考えると簡単には重点措置や緊急事態宣言を出すべきではないと、政府も自治体も考えている。
今後どうなるのか。
AIは今回の第6波を「1月中旬から2月上旬にピークが来る」と予測し見事当てていた。 100年前のスペイン風邪は第3波で終わった。 終息した原因は解明されていないが、普通の風邪に変わっていき集団免疫を人間が得たということだろうと思う。 オミクロンも感染力は強いが重症化率は下がっており、風邪に近づいていると私は感じている。
政府は、感染したとしても重症化しないよう、前回の失敗を糧にして……
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