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vol.107:トラブル事例から見た中国ECの消費者保護。クーリングオフと覇王条款

知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード
  • 2022/01/17
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード vol. 107 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ みなさん、こんにちは!ITジャーナリストの牧野武文です。 今回は、中国ECの消費者トラブルについてご紹介します。 中国の消費者対応は、日本と比べれば雑、ゆるいといった面は否定できません。というより、日本が突出して、きちんとしているのだと思います。そのため、アリエクスプレスなどの中国系越境ECを利用された方の中で、トラブルに遭遇し、かなり怒っている方の発言をブログやツイッターで見かけることもあります。 以前、日本から中国系のECで、スノーブーツを購入したことがあります。黒を注文したのに、送られてきたのはブラウンでした。それを連絡すると、だいぶ経って忘れた頃に黒が送られてきました。ブラウンはどうやって返品したらいいの?と問い合わせると、香港発送なので送料がかなりかかるため、送らなくていい。使ってくださいと言われました。そういうゆるさがあります。 これは、ゆるさがいい面にでましたが、トラブルになるとほとほと困ることになります。そのため、中国では消費者権益保護法を中心に、消費者保護の仕組みが厳格で、建前上は日本よりも厳しいぐらいです。 運営が大雑把、ゆるいというのは国民性なのだから、法律というルールによって消費者を保護しようという考え方のようです。 そこで、今回は、消費者権益保護法についてご紹介し、具体的にどんなトラブルが起きているのか事例を紹介します。 知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード vol. 107 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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