壬寅(みずのえ・とら)が大きな転換を呼ぶ
「2つの象徴」
日本では「大寒」を過ぎ、最も寒い時期を過ぎました。2022年の干支は「壬寅(みずのえ・とら)」ですが、壬が寅を補完し、強化する関係で、春の胎動を助ける年、といいます。そして冬の寒さが厳しいほど、春の芽吹きは生命力にあふれ、華々しく生まれる、といいます。これまで長く厳しい冬を経験してきた日本経済にとっては、ようやく暖かな春を迎える大きな転換の年になるとも考えられます。
これまで長い冬をもたらしてきた要因は、政治が国民よりも企業、産業界に目を向け、30年間賃金が全く増えず、むしろ減少する中で消費が長期縮小、国民の生活水準が低下したことです。この間、日本は先進国のトップグループから脱落し、日本の賃金水準はOECD加盟38か国のうち、23番目まで低下しました。これが賃金デフレをもたらしました。
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