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220119 ビジネス知識源プレミアム:国債発行が過剰な金融市場で、クラウディング・アウトが発生した

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■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□□■□■   <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで>  ビジネス知識源プレミアム(週刊:660円/月:税込):Vol.1204  <Vol.1204:国債発行が過剰な金融市場で、           クラウディング・アウトが発生した>                     2022年1月19日:年始号-3:         クラウディング・アウト発生のメカニズム ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 過去の論考/業務の案内 http://www.cool-knowledge.com/ 有料版の登録/解除  https://mypage.mag2.com/Welcome.do 購読方法や、届かないことについての問い合わせ             → Reader_yuryo@mag2.com *スマホ用の改行なしと、PC用の改行ありを送っています。改行な しはメールソフトの表示幅の自由な調整により読みやすくなります。             著者Systems Research LTD:吉田繁治 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 「クラウディング・アウト」とは、国債の大量発行が金融市場の現金マネーを吸収し、流動的な現金が減少して、金利が上がっていくことです。このときは、国債の増加発行によって、資金調達の金利が上がります。 現在、日本の金融市場に、このクラウディング・アウトが発生していると考えています。2013年のアベノミクス以来、8年間も、異次元の過剰流動性を続けた金融市場に、「重大」な変化が起こっています。 証拠を、探していきます。そっけなく最初に種明かしをすれば、菅内閣の2021年3月以来、ゼロ金利は維持しても、理由を明かさないままに量的緩和を停止しているのです。 アベノミクスの量的緩和は「マイナス~ゼロ金利+量的緩和」でした。ゼロ金利を支えたていたのが、日銀が1年に60兆円くらいの国債を増加買いして現金を増やすことでした。その量的緩和が停止され、10か月経っています。 コロナ後の260兆円に膨らんだ国債発行により、金融市場の現金が減少していくのは当然でしょう。しかし、まだ日本の消費者物価が上がっていないことから、金利の上昇は回避されているのです。 日銀の黒田総裁が、「2021年3月に量的緩和を停止した」という事実を言わないのは、なぜでしょうか。皆さんは、その想像ができますか?

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