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伏木悦郎のメルマガ『クルマの心』
第460号2022.1.11配信分
●見たことのない世界がもうすぐやって来る?
今年2022年はどんな一年になるだろう? 短期の未来予測は難しいといわれ
る。突発事態一つで大きく振れることはよくある話。元日本マイクロソフト社
長の成毛真氏は、『2040』(副題として”2040年の未来予測”)という書籍を
著した。
近未来予測は猛烈な勢いの変化の渦中にあっては難しい。だが20年後という
長めのスパンで物事を捉えると、既に予定されているテクノロジーの実装など
が明かになって見えてくるものがある。確実に言えることは、20年後に誰もが
それだけ歳をとるという厳然たる事実だろう。もちろん、これには無事生きて
いればという但し書きがつくが、人生100年時代といわれる現代では生老病死
のサイクルは確実に伸びている。
一つの考え方としては、過去20年間でテクノロジーが果たした時代の変化が
参考になる。20世紀末に登場したインターネットはインフラの進歩充実と画期
的な端末スマートフォン(スマホ)の出現で劇的な時代の変化をもたらした。
これから登場するテクノロジーは過ぎた二つのディケードの変化を遥かに上回
る文字通りの21世紀の始まりを告げることになる。
見たことのない世界……成毛真氏は20年後をそう表現する。今後の10年間に
展開されるテクノロジーに大半の人が”今何が起こっているのか”分からずに
変化の渦中に巻き込まれるという。日本は自然災害を宿命的に被る環境にある。
東南海の巨大地震は向う20年内に不可避であるという説に備える必要があり、
首都直下型震災や富士山噴火がその前後にあり得る未来だという前提に立って
話を進めている。
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