パウエルFRBが今年半ばあたりに日和るならば、インフレ放任
とドル安トレンドの定着とで、2023年と2024年はアメリ
カ株価が溶け上がる可能性さえあります。
「株式の死」時代が始まる前に、株式市場は「一夜の夢」を見る
のです。
歴史的に見ても、「本格的なスタグフレーション入り」をする
前の株価は、意外と悪くないのです!!!
1969年から1970年代初めを振り返って見ても、
後手後手に回っていたFRBが初めて引き締めに転じた1969
年は、ダウの運用成績はマイナス15.5%と散々な運用成績で
した。が、翌1970年から1972年にかけて、ダウは30%近
く上昇しています。
「株式の死」という言葉であまりに有名な「70年代の本格的な
スタグフレーション下での株式市場の苦戦」は、実は「オイルショ
ックが始まった1973年と1974年のわずか二年間だけ」の
話。
この時、アメリカ・ダウは、73年から74年のわずか2年間でお
よそ50%下落します。
が、翌年1975年には35%も上昇しています。
1970年代のアメリカ株式市場の実体は、実は「10年間続い
た大いなるボックス相場」だったのです。
時は流れ流れて2022年。
2022年は、今度こそアメリカ人が国際分散投資に目覚める年
になる可能性が高いです。 今年2022年のグローバル株式市場
の運用成績は、ヨーロッパ株式市場や新興国株式市場は、そして、
日本株式市場でさえも、アメリカ株式市場をアウトパフォームす
ることでしょう。
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