1月15日、トンガ沖で海底噴火があり、日本にも漁業等を中心に被害が出てしまいました。
トンガ沖噴火の場所は、太平洋プレートとその周辺プレートの一つ(オーストラリアプレート)との境界で、そしてその太平洋プレートは日本列島の下に潜り込んでいるプレートですから、この遠く離れたトンガ沖噴火は、日本との関連性があるものなのです。
事実、多くの国民は、このトンガ沖噴火で、2011年2月22日に起こったクライストチャーチ地震(あるいは、2011年カンタベリー地震)を思い起こしたでしょう。当時、多くの日本国民がこの地震で、1万キロ近くも遠く離れたニュージーランドの災害を、「他人事」として眺めていたわけですが、僅か2週間余り後の2011年3月11日にあの未曾有のマグニチュード9以上の東日本大震災が起こったのです。
当初、あまりに遠く離れた地震だったので、その両者の関連に当初、多くの国民は思い至らなかったのですが、複数の地震学者が1万キロ隔てたこの二つの地震が「連動」したものであり「関連」があると言及したのです。
こちらの地図をご覧下さい。
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)