良くありません。
ぜんぜん良くありません。
内外の金融市場では、WSJの記者:ニック・ティラオス(Nick
Timiraos)が昨日1月24日記した「FRBの金融政策の変更につ
いての観測記事」が大変注目を集めています。
パウエルFRBは、今日から開催される「1月25~26日の
FOMC」から君子豹変、市場予想を大きく裏切って「インフレ退
治の鬼」「金融引き締めの鬼」に「豹変」することでしょう。
マーケットが大荒れに荒れても、「パウエル・プット」はからっき
し「期待薄」。
1月24日のアメリカ株式市場はパニックに陥りました!
ダウは一時3%を超えて下落しました!!!
絶対値ではなんとなんと1,000ドル超えです!!!
ナスダックは、一時は4%を超える下げを演じました。
1月24日のアメリカ株式市場は、場中は大荒れに荒れたものの、
その後、アメリカの長期金利が1.70%台で安定していること
を受けて、引けにかけて急速に持ち直しました。
けれども、「慢心の厳禁」です。
アメリカの長期金利の低下は、安定では無く、FRBの「鬼のイン
フレ退治(金融引き締め)」で、近い将来アメリカの経済成長が大
きくスローダウンすることを織り込んで、低下しているのです。
先週までは、2022年のアメリカ株式市場の最大のリスクは「高
インフレ」であり、「高インフレ」に伴う「長期金利の上昇」であ
ると見られていました。
ところが、パウエルFRBはおおかたの予想を裏切って、今回の
FOMCから早々と「インフレ退治(金融引き締め)の鬼」に豹変
するのです。
今週からは、2022年の最大のリスクは、「高インフレ」ではな
くなり、インフレ退治に伴う「経済成長のスローダウン(=インフ
レ退治)」に変わりました!!!目下の長期金利は「経済成長のス
ローダウン」に伴って低下(=安定)しているだけなのです。
今回のアメリカ株式市場全体(S&P500)の調整局面は、年半
ばあたりに起きると予想されていた「S&P500であれば20%
近い調整局面」が、「半年早く始まった」と考えて下さい。
今回の調整局面は、長引きそうです。
ナスダック市場全体は弱気相場入りすることでしょう。
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