【第22号】大川原 明の「アキーラ海外見聞録」1月25日発行『緊迫のウクライナ情勢-ロシアはウクライナへ侵攻するのか!?』
今回号は予定を変更して、緊迫のウクライナ情勢をお伝えする。1991年12月26日にソビエト連邦が崩壊。崩壊と共にソビエト連邦構成国が完全独立を果たした。著者はロシアを含めた旧ソ構成国の中で中央アジア以外の国々は全て訪問。対露感情、対NATO、対日、他の対外関係の調査もおこなってきた。
旧ソ連構成国で訪れたのはロシア、バルト3国(エストニア、ラトビア、リトアニア)、ベラルーシ、モルドバ、アルメニア、アゼルバイジャン、ジョージア、そして今回問題となっているウクライナ。更には旧ソ解体と共にモルドバから分離独立を果たした国際的に未承認の国家「ドニエストル共和国」にも訪問。別号でドニエストル共和国に関して取り上げる予定である。
アメリカがロシアとウクライナへの渡航中止(レベル4)発出、日本も渡航中止勧告(レベル3)を発出。現地に送り込んだCIAなどの情報機関員やウクライナ軍からの情報提供などで戦争への緊迫度が増しているのが分かる。
※下記はウクライナのキエフでおこなわれた軍事パレード
ウクライナにロシアが侵攻する可能性は高まっており、世界が注目している。もし、ロシアがウクライナへ侵攻した場合、中国の台湾侵攻が同時におこなわれる可能性があり、更には中東のイスラムの国々や過激派集団が大規模に戦争をしかけてくる可能性がある。そうなると冷戦下ではおこらなかった第3次世界大戦へと進んでいく可能性も否定できない。
ウクライナはどのような国なのか
※下記は宿泊先ベランダからのキエフ市街地
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