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習近平、「虎視眈々」ウクライナ情勢観望 米国の出方見て「台湾侵攻を検討」

勝又壽良の経済時評
  • 2022/01/27
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台湾東部から侵攻作戦へ 米上院へ中国制裁案上程 中国をドル決済から排除 食糧不足で不満が高まる ウクライナ情勢が、緊迫化している。約10万人のロシア軍が、ウクライナ国境線で演習をしているためだ。ロシアの目的は、ウクライナのNATO(北大西洋条約機構)への加盟を阻止することだ。NATOとウクライナは、このロシアの要求を拒否している。主権に関わる問題であり、ロシアの要求は越権行為である。 米国バイデン大統領は当初、できるだけ関わりたくない姿勢を見せていた。ただ、今秋の中間選挙を控えて弱腰では、共和党からの非難対象になることは避けられない。バイデン氏の支持率は昨年夏、アフガニスタンからの米軍撤退を機に、急落したまま回復できない状況である。こういう政治情勢を考えれば、バイデン氏はロシアへ強硬姿勢を取らざるを得ない事情にある。 最近、バイデン氏は、米軍8500人の増派を決定したほか、ロシアへ「かつてない」経済制裁を行なうと言明した。米国が、ロシアルーブルを米ドルの国際決済機構から排除することや、半導体の対ソ輸出を禁止するなどが示唆している。

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  • 勝又壽良の経済時評
  • 経済記者30年と大学教授17年の経験を生かして、内外の経済問題について取り上げる。2010年からブログを毎日、書き続けてきた。この間、著書も数冊出版している。今後も、この姿勢を続ける。
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