地獄の状況へ　（その2）

■■ 2021/01/28 ■■ 兵頭正俊の優しさ出前 ～３分でマスメディアとは違ったステージに招待します ～ ■■■■■■■■■■■■■■ 内容のレベル:中高級者向け発行人 ：兵頭正俊登録解除 はここから1 http://bit.ly/AvYMkY ━━━━━━━━━━ 　地獄の状況へ　（その2）　 ━━━━━━━━━━ （今回は2号で終了です。3号はありません） ほんとうにひどい世相になってきた。肝心の国会は、 1　見栄っ張りで愚かである。 2　政治家が何もしない。 3　正直者がいない。 4　下降没落していく国家趨勢に歯止めを打たない。 スイスの国際経営開発研究所（IMD）発表の世界競争力 ランキング2019では、日本は前年の25位から30位に後 退し、過去最低のランク。これは2019年のランクなの で、今年はもっと下がるだろう。 驚くのは「1　見栄っ張りで愚かである」を生きてい る。政治家がいまでも外遊するとカネをばらまく。それ で韓国のように日本の政治家はバカばかりなのでタカル のがよい、と決めつける国まで現れた。日本もタカッて よいのだ。たまにはバラマかずにカネをもらって帰って こいよ、ヘタレキッシー。日本より裕福な中国など応じ る筈だ。 自民は統一教会が支えている。仲間を国会に送って、韓 国に貢がせて生きている。 国民1人あたりGDP（国ごとの価格差調整済み）では、 1999年にはすでに世界30位に落ちていた。生活に対す る主観的な満足度でも、日本はOECD36か国中27位。 これでも総理がカネをばらまく。米中朝がタカリ続け る。岸田文雄は没落の大金持ちのバカ旦那のように胸か ら財布を取り出し、札束を数える。 内閣府が発表した若者に対する意識調査の結果では、留 学希望者や外国に住みたい人の割合は、日米欧韓など7 か国の中でいずれも最低だった。自信を無くし、意識が 内向きになっているという見方もあるが、その日本にま だ外国人は留学にやってくる。これは日本にはまだ学ぶ べきもの、採掘で採れる金銀がある、とくに職があると いう、かれらの分析を物語る。 中国はこれまで順調に国力を延ばしてきた。その一番の 原因は、広大な国土と人口である。欧米はこれを見逃さ なかった。製品がとにかく平均的であれば、中国では売 れる。モノの善し悪しよりも、むしろ値段が安いのが決 め手になる。 技術は時間と経費をかけて研究することもない。中国が 日本から盗めば良いのだ。 「それにはやはり海外留学が最も効果的である。ある程 度長期に海外で生活することで、世界には様々な人や考 え方があることを実感できるからだ」。これは確かに言 える。もしこのメルマガを読んでいる購読者に中高のお 子さんがいて、海外留学を口にしたりしていたら、ぜひ 相談にのってやってほしい。