メルマガ読むならアプリが便利
アプリで開く

【痛くない死に方 2022年第4号】テレビでは決して報道できないワクチン後遺症の質問にお答えします

長尾和宏の「痛くない死に方」
  • 2022/01/28
    • シェアする
2022年 第 4号 【長尾和宏の「痛くない死に方」】 長尾和宏です。ごめんなさい、何をどう書いていけばいいのかわからぬ くらいに、埼玉県ふじみの市の立てこもり、在宅医死亡という事件に、 言葉を失ってしまいます。このメールを打つ指も怒りと悲しみで震えて います。もっと言葉を整理してから書きたかったのですが報道から半日 経っても、心は落ち着かないままです。 いつも、どんな事件であっても…、「被害者は自分といつだって置き換え 可能な存在である」そう想像することはクセになっていました。しかし 今回は、あまりにも自分の立場と近すぎて、平穏な心でそう想像するこ とさえ、逆に難しいのです。 事件から1日以上が経って…いくつか事件の詳細が出てきました。 容疑者は、犯行動機を警察に「訪問看護に怒り」と話していたといいます。 一体、容疑者と被害者側に、何があったのでしょうか。 僕は、映画【痛くない死に方】の原作となった『痛い在宅医』という本を、 作ったときのことをつい、思い返していました。お読み頂いた方は、理解 していただけるかもしれませんが、あの本は、「誰も悪人ではなかった」の です。家族を看取ることに心構えのなかった(初めてだから当たり前です)、 過剰な在宅医療への想い、期待……。家で看取れば、絶対に痛くない、苦し くないお看取りが可能というある種の幻想……僕があの本で言いたかった事 のひとつは、「誰もが在宅が正解」という訳ではない、ということです。 ふじみの市の事件に、何があったかはわかりません。どういう事情でトラブ が起き、理学療法士さんまでが弔問に行ったのか…今はまだ考えを述べる には情報が少なすぎます。しかし、どれほどの怒りがあろうとて在宅医に

この続きを見るには

この記事は約 NaN 分で読めます( NaN 文字 / 画像 NaN 枚)
これはバックナンバーです
  • シェアする
まぐまぐリーダーアプリ ダウンロードはこちら
  • 長尾和宏の「痛くない死に方」
  • 本邦初!100パーセント「死」のことについて語るメルマガ。2000人以上を看取った医師であり、日本尊厳死協会副理事として、日々「死」と向き合う医師と一緒に、死に方について考えませんか? 家族の死と向き合わなければならない人、大切な人が死んで、喪失感から抜け出せない人、今、どうしようもなく「死にたい」人も……あなたのこころに届くメッセージが満載です。
  • 660円 / 月(税込)
  • 毎週 土曜日(年末年始を除く)