━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード
vol. 109
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
みなさん、こんにちは!ITジャーナリストの牧野武文です。
今回は、2022年のテック業界10大予測をご紹介します。
現在、中国は新年になり、新年よりも重要な春節が2月1日に始まります。春節休暇は1月31日からなので、その前の週末から休みとなり、このメルマガが配信される1月31日には、中国はすっかりお正月気分になっているでしょう。
そのような時期ですので、中国メディアもお祝い気分の明るい記事が並んでいます。2022年の予測記事もたくさん出ていますが、だいたい根拠のない希望的観測に基づいたものが多ように感じます。
しかし、専門メディアは一味違います。特にテック系の専門メディアは、暗い予測記事を出しています。それはそうです。2021年は、テック企業にとって受難の年でした。独禁法違反に対する罰金、双減政策による未成年のゲーム禁止、補習系の塾とオンライン講座の禁止と厳しい処置が続きました。
極めつけは滴滴に対する処分です。6月にニューヨーク市場に上場を果たした滴滴は、その4日後にアプリの配信が停止になるという事実上の営業停止処分を受けています。
これだけ状況が悪くなれば、2022年は明るい1年になるはずはなく、いかに生き延びるかを真剣に考えなければならなくなっています。
今回は、そういうリアルな予測をした記事から、リアルな2022年の予測をご紹介します。
知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード vol. 109
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼目次▼
中国メディアによる2022年10大予測。暗い1年に次の飛躍の種を見つけることができるか
小米物語その28
アリババ物語その28
今週の「中華IT最新事情」
Q&Aコーナー
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)