No.504 (2022年01月30日発行)
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鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編
能力のない人間は死ねと言っているような社会で実体経済も金融経済も悪化している
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中国が全世界にコロナをばらまいたのが2020年だったのだが、これによって全世界が自粛を余儀なくされて経済は急減速した。この激動の中で起こったのがコロナショックである。
コロナショックの凄まじい下落の中、FRBは未曾有の金融緩和を行って株式市場を救ったのだが、2年経った現在は金融緩和によるインフレが発生するようになっている。FRBは金融引き締めと利上げの開始を余儀なくされている。
金融引き締めと利上げはいずれも株式市場にマイナスの影響を与える。今年に入ってから株式市場は下落する一方だ。2020年と2021年の2年間は、実体経済は悪くても金融経済は良かった。しかし今は違う。実体経済も金融経済も悪いのである。
まだ利上げも始まっていないし、オミクロンの流行も終わっていない。何もかも悪いのだから、こういう時は何もしないでじっとしているのが正しい。ブリザードが吹き荒れる中を山に登っても良いことは何もない。
待っていればいつか晴れるのだから、凍死するために出かけることはない。
日本もコロナ破綻が広がっているのだが、政府が効きもしない蔓延防止等重点措置みたいな自粛強制を続けるのであれば、状況はもっと悪化していくことになるだろう。
非正規雇用者は言うまでもなく、正社員で雇われて働いている人も気を付けておくべきだ。株価の心配よりも前に、自分の仕事が続けられるかどうかの方を心配しなければならなくなる。
今の企業は容赦ないリストラを断行するのに躊躇はない。実体経済も金融経済も成長できない社会情勢が続くと、日本でも雇用調整が本格的な始まり、人生の先が見えない状況になってしまう。
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