メルマガ読むならアプリが便利
アプリで開く

第227号.失業手当を貰ってる最中にアルバイトしたり、厚生年金に加入した場合の年金との関係。

事例と仕組みから学ぶ公的年金講座
こんばんは! 年金アドバイザーのhirokiです。 失業し、ハローワークで求職の申し込みをすると、申し込みした月の翌月の年金(60~65歳の間に支払われる老齢厚生年金の事)から停止になります。 この老齢厚生年金と失業手当は同時には貰えないのは覚えておく必要があります。 失業手当優先支給になります。 いつまで年金が停止されるかというと、失業手当を受ける期間が経過する(原則離職日の翌日から1年間)か、所定給付日数の受給を終了した時(最後の失業認定日)まで年金が停止になります。 ハローワークに求職の申込をすると年金が全額止まってしまうので、ハローワークに行く前に年金と失業手当どちらが金額として有利なのかを試算しておくのが望ましいです。 ちなみに今現在65歳前から特別支給の老齢厚生年金を貰う人は、報酬比例部分の年金のみの場合が大半なので、失業手当のほうが有利である場合が大半です。 それに失業手当は非課税なので、税金や社会保険関係の出費を低く抑える事が出来る点なども考慮するといいですね。 さて、求職の申し込みはやったものの、途中で生活費の為にアルバイトをしたり、全く失業手当貰わなかったりする人もいます。 また、失業手当を貰うにはその間は就職するための活動をして、ハローワークに活動報告をしないといけません。 なので、活動してる内にめでたく就職先が決まってしまう事もあります。 求職の申し込みをすると申し込み月の翌月の年金から全額年金が停止しますが、失業手当もらう必要が無いからってほったらかしにしてたらそのうち年金は振り込まれ始めるんでしょうか? 何らかの仕事し始めたし、失業手当は貰わないんだから早く年金を支給してよ!って思いますよね。 この場合一応年金は支払われます。

この続きを見るには

この記事は約 NaN 分で読めます( NaN 文字 / 画像 NaN 枚)
これはバックナンバーです
  • シェアする
まぐまぐリーダーアプリ ダウンロードはこちら
  • 事例と仕組みから学ぶ公的年金講座
  • まぐまぐにて公的年金に特化したメルマガ。 制度の仕組み、年金計算の流れ、年金の歴史、考え方、年金と関連して把握しておかなければならない社会の出来事など幅広く主に事例形式で考察していきます。 年金はその時だけの制度を見ればいいものではなく、様々な事が複雑に絡み合っています。 このメルマガを読んでいれば自然と年金に対する理解を得る事が可能です。 高齢者から子供まで全国民の生活に直結する年金制度を一緒に考えていきましょう。 ※まぐまぐ大賞3年連続受賞 ・2020知識ノウハウ部門4位 ・2021語学資格部門2位 ・2022語学資格部門1位
  • 770円 / 月(税込)
  • 毎週 水曜日