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週刊金融日記 第507号 オススメ国内移住先候補、上がっても下がっても仮想通貨で儲ける方法

藤沢数希メールマガジン「週刊金融日記」
// 週刊金融日記 // 2022年1月31日 第507号 // もう北海道や沖縄や福岡は古い!オススメ国内移住先候補 // 米IT企業の決算に注目 // 鹿児島は暖かくて安くて美味しい // 上がっても下がっても仮想通貨で儲ける方法 // 他  こんにちは。藤沢数希です。  デルタ株感染爆発の際には、病院の集中治療室が溢れたため自宅療養せざるをえなくなった重症患者を見て回るなど、在宅医療などで活躍しておられた鈴木医師が、逆恨みされ殺されてしまう事件がありました。 ★鈴木医師の在宅医療の様子がテレビなどで紹介されており、僕も覚えていました。非常に人望が厚く有能な医師だったようです。 https://twitter.com/kazu_fujisawa/status/1487308860868415488  事件当初は、何らかの精神病患者の犯行か、と思われました。つまり、頭がおかしくなってしまった人の合理性のない突発的なものである、と。しかし、その後の報道で、犯人の66歳の男性は90代の衰弱した母と同居しており、この母を在宅医療で見ていたのが鈴木医師だったということがわかりました。そして、この男性は、鈴木医師に在宅のまま胃ろう(チューブを胃につないで栄養を送り食事ができなくなった人を生きながらえさせる医療)をするように要求していました。しかし、鈴木医師がこれを断っていました。そうこうしているうちにこのお母さんは亡くなってしまったのですが、これで鈴木医師は逆恨みされます。  親族が寝たきり老人の延命を強く求める理由のひとつが年金です。この男性は、お母さんの年金で暮らしておりました。生きていれば、毎月お金が振り込まれます。しかし、これがなくなってしまい、60代の息子は絶望し、犯行に及ぶのです。  以前、人はみんな合理的、ということをメルマガに書きました。犯人の心の中では、どうせお金がなくて暮らせないなら、お母さんの仇を討って、自らが殺人犯になり、刑務所に入って暮らしたほうがマシだ、という冷徹な算段があり、熟慮の末の犯行であった、と僕は推測します。実際に、彼は刑務所に入り、これまでのように税金で養われ続けるのでしょう。これまでの年金やこうした鈴木医師の医療もすべて税金なら、司法で裁き、刑務所に入れて養っていくのも税金です。この事件は、日本という高度福祉社会の縮図ではないか、と思いました。  鈴木医師のご冥福をお祈りします。 『週刊金融日記 第261号 なぜ人は同じことをまったく反対に解釈するのか? 人はみんな合理的』  今週も読者から興味深い投稿がいくつもあります。見どころは以下のとおりです。 - 仮想通貨でデルタニュートラルにしていたらどうやって利益を出すのでしょうか? - 世界株ファンドを数千万円保有し24歳でFIREしましたが悩んでいます - 低学力者がブルーカラーにも就職できない理由 - 子供を恋愛から遠ざけて勉強に集中させる方法を考えてみました - 私の妻もセックスを拒んでいましたが宇宙的ネットワークを刺激したら復活  それでは今週もよろしくお願いします。 1.もう北海道や沖縄や福岡は古い!オススメ国内移住先候補  僕は世界一家賃の高い香港に住んでおり、こうして日本に帰ってきている間も、刻一刻と香港で家賃が発生し続けている。さらに、日本に帰ってきたときも、日本一物価が高い東京都港区にだいたいいる。何とも高い固定費が僕にのしかかっている。  在宅勤務などでなるべく生活費の安いところに住んで、なるべく賃金が高いところにある企業などからリモートで稼ぐ、というのがいま風の勝ち組ライフスタイルなのだろう。その点では、僕はまったくダメなのであるが、この高コストな生活スタイルを変えるつもりはまったくない。やはり、このグローバル資本主義ジャングルを生き抜くには、情報化社会の最前線に立ち、常に高いコストを背負って自分にプレッシャーを掛け続けなければいけないからである。  問題なのは金がなくなることより、向上心がなくなることなのだから。  以前、アジアの移住先候補についていろいろ書いたのだが、世界的なコロナ禍によって、大企業のサラリーマンが海外転勤するようなケースを除き、もはや海外移住はビザの問題もありほぼ無理である。少なくとも、次の1年ぐらいは無理だろうし、来年になっても、世界のコロナ禍が終わっている保証はない。むしろ、終わっていない確率のほうが高い。なんと言っても、日本人は鎖国が大好きであるし、岸田首相もネオ江戸時代の将軍様になることは満更でもなさそうだ。海外はあきらめよう。 『週刊金融日記 第339号 恋愛工学的視点からアジアの移住先候補を考える』 『週刊金融日記 第502号 オミクロン侵攻で日本は鎖国を強めるのか弱めるのか』  しかし、日本は大国であり、国内にいくらでも旅行先も移住先もある。物価も世界的に安く、治安ももちろんいいので、生活費を安く抑えて豊かな暮らしをしたいなら、国内が第一候補である。海外は、より高い賃金を求めて行くところで、楽に暮らすために行くところでは、まったくない。僕はこの2ヶ月の間に、北海道も行ったし、瀬戸内のいくつかの県も行ったし、四国の愛媛にも行ったし、九州旅行までして、いろいろ視察してきた。そこで大変に重要な知見を得ることとなった。

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