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セクシー心理学GOLD 2022-02-02
第689曲
ストレスは脳や体を活性化する!
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こんにちは。
ゆうきゆうです!
発行が遅くなり申し訳ありません!
今夜はこんなお話をお届けします。
◆ ストレスは好きですか?
みなさんは「ストレス」というものをご存知でしょうか。
間違いなく全員が「知ってる!」と答えると思います。当然です。
ではみなさんは「ストレスが好き」でしょうか?
こう聞くと、逆に大半の方が
「嫌いに決まってる!」
「できるならストレスなんて味わわずに生きたい!」
と答えるはずです。
その気持ちは分かります。
しかし実は、「ストレスは体を健康にする」という面もあることをご存知でしょ
うか。
今回はそんな話です。
◆ ストレスと疲労感は逆?
まず、ストレスと似た言葉で「疲労感」というものがあります。
同じことをずっと繰り返すなどで、今の行動に飽きてしまったり、エネルギー
が切れてしまったりすることを指します。
さてここで、「ストレス」と「疲労感」は、まさに「逆」なのです。
まず脳は、ストレスを感じると、
「コルチゾール」という物質と「アドレナリン」という物質の二種類を、副腎
という器官から出します。
このコルチゾールは、体の「炎症」を抑制して、疲労感を減らす働きがありま
す。
またアドレナリンは、体を興奮させて、活性化する働きがあります。
すなわちダブルで、疲労感を抑制する働きがあるのです。
たとえば原始時代で考えてみましょう。
「ずっと歩いている」とか「ずっと獲物を探している」という状態は、まさに
「疲労感」につながることになります。
しかしそこで、突然に猛獣が現れたとしましょう。
おそらく大半の人は「うわぁ! 戦わないと!」または「逃げないと!」と思
うはず。
これはまさに「ストレス」です。
この状況で「疲れた」なんて気持ちは吹き飛んでいるはずです。
これこそが、コルチゾールやアドレナリンの働きによるものなのです。
そして戦ったり、逃亡したり、それが一段落したあとに
「はぁ、良かった…!」
と感じ、その結果、反動で「あぁ、疲れた…!」と眠り込んでしまうかもしれ
ません。
これも、コルチゾールやアドレナリンが発生し、吸収された結果、反動でまた
疲労感を感じている、と考えられます。
これこそが、人間の感じ方のすべてです。
すなわちストレスは、大半の人にイヤがられるものではありますが、人間はス
トレスによって疲労感を打ち消し、体や脳を活性化させているわけです。
ある意味、
・疲労感は「もっと休みなさい」
・ストレスは「もっと頑張りなさい」
というメッセージなのですね。
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