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第679回 見えたプーチンの真意、ロシアが勝った?リンダ・モートン・ハウの最新情報 その1
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▼今回の記事の要約
今回はメインテーマとしてウクライナにおけるプーチンの本当の目的と狙いについて書く。これは日本ではほとんど報道されてない情報だ。
日本の主要メディアでは、ウクライナを巡るロシアと欧米との対立が報道されない日はない。バイデン政権は2月にもロシアによるウクライナへの軍事侵攻があるとして、厳戒態勢にある。バイデン政権は8500人の米軍部隊と4万人のNATO軍部隊を東ヨーロッパに展開し、ロシア軍の侵攻に備えている。
ロシアと欧米がこのような緊張した関係にあるのは、ロシアのプーチン政権が、ウクライナはNATOに加盟しないこと、NATOが東ヨーロッパで軍事演習しないことなどを、法的拘束力のある文書で約束することを求め、ウクライナ国境に10万人を越えるロシア軍を展開したことにある。
これらの要求はあまりに大胆で、アメリカとNATOが受け入れることとはまずないことははっきりしている。なぜプーチン政権が、このようにあまりにハードルの高い要求をしたのかなぞであった。その理由ははっきりとは分からなかった。
しかし最近、米軍の情報機関の背景をもつ人々や、軍事問題専門の調査ジャーナリストなどの分析から、プーチン政権の本当の狙いがどこにあるのかはっきりしてきた。それはNATOからアメリカを孤立させ、結局NATOがロシアに対して軍事行動をすることが実質的に不可能であることを見せつけることであった。バイデン政権とNATOはこの罠にはまってしまった。プーチンの全面的な勝利がすでに決定している。これを詳しく紹介する。
次に、アメリカのUFO分野の著名なジャーナリスト、リンダ・モートン・ハウのペンタゴンからの最新情報を紹介する。米海軍がUFOの存在を公式に認めてから、米国内のUFOや地球外生物を巡る状況が大きく変化している。すでにUFOや地球外生物の存在は完全に認められており、すでに地球外生物が地球で活動している可能性も自明視されている。
そんな状況で、リンダ・モートン・ハウが紹介する情報もまじめに受け取られ、注目されている。これを詳しく紹介する。
▼これはプーチンの罠か?プーチンの本当の狙い
それでは早速今回のメインテーマを書く。ウクライナにおけるプーチンの本当の狙いについてだ。驚くような事実が見えてくる。実はこれは、NATOの弱体化へと誘導するプーチンの洗練された罠だったのかもしれない。
いま日本の主要メディアでも、ほとんど毎日のようにロシア軍によるウクライナへの軍事侵攻の危険性が報道されている。バイデン大統領は2月にもロシア軍の侵攻はあるとして、NATOを始めとした同盟国に最大限の警戒を促している。
一方、ロシアはこうした動きに強く反発し、欧米との緊張が深まっている。ウクライナ情勢をめぐり、ロシアのプーチン大統領は、2022年で初めて記者会見し、アメリカなどの対応に不満をあらわにした。プーチン大統領は、「アメリカの一番の目的はウクライナの安全ではなく、ロシアの抑え込みだ。もっとも重要なロシアの懸念は(アメリカに)無視された」とした。
そしてロシアはアメリカに対して、一貫してNATOが、ロシア側に拡大しないよう求めているが、プーチン大統領は、アメリカが1月末の文書で応じない姿勢を示したことを受け、「われわれを軍事的な紛争に巻き込もうとしている」と非難した。
こうした状況で、バイデン政権は8500人の米軍即応部隊を4万人のNATO軍とともに東ヨーロッパに派遣し、ロシア軍のウクライナ侵攻に備えている。またアメリカ、イギリス、ポーランドなどは、ウクライナへの軍事支援を積極的に進めている。
いまロシア、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、そしてウクライナの間で外交交渉が続いているが、緊張緩和に向けた目だった成果は出ていない。下手をするとロシア軍がいきなりウクライナに軍事侵攻して、戦争が始まりそうな緊張感がある。少なくとも日本の主要メディアでは、そのように報道されている。
●なぜプーチンは無理な要求をしているのか?
ところで、すでに第674回の記事でも詳しく解説したように、10万人規模のロシア軍のウクライナ国境への配備は、ウクライナが配備しつつあったトルコ製のAI搭載ドローンによる東部親ロシア派への攻撃を牽制するためであった。
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