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vol.110:二軸マトリクスで整理をするECの進化。小売業のポジション取りの考え方

知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード
  • 2022/02/07
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード vol. 110 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ みなさん、こんにちは!ITジャーナリストの牧野武文です。 今回は、ECのポジション取りについてご紹介します。 中国のECの流通総額は、日本の8.4倍もあります。これは中国のGDPが日本の3倍近いことを考えても驚異的な数字です。中国はEC先進国なのです。 その最大の要因となっているのが、中国の小売業者が自社のポジションを考えて、ライバルとは違った路線に置くことを重視していることがあるように思います。他社の真似をするのではなく、差別化をすることにより、今までは違ったECが次々と登場をしてきます。一人の人が、複数のECを使うのが当たり前になっています。 小売業者がよく使うのは、「消費行動」「場」の二軸マトリクスです。このマトリクスの中のどこに自社のポジションがあって、他社はどのポジションにあるのかを考え、どちらの方向に差別化をすべきなのかを考えています。 今回は、中国の小売業界でよく使われる二軸マトリクスをご紹介し、このマトリクスがどのように埋まっていったのか、その歴史をご紹介します。これにより、日本に類型がないために理解がしづらい小紅書やピンドードーのポジションがはっきりと理解できるようになります。 また、現在は二軸マトリクスが埋まってしまい、ECの成長空間がなくなっています。そこで進んでいるのが、複数のポジションをカバーするクロスオーバーです。これについてもご紹介します。 今回は、ECのポジション取りについてご紹介します。 知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード vol. 110 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼目次▼

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