ヒント:「ABEMA及び周辺事業が約1年間でどのように推移したのか」という点から考察しています。
この記事はゆべしさんとの共同制作です。
本日は、1月26日に発表されたサイバーエージェントの決算内容をもとに、ABEMA及び周辺事業を詳細に整理し、そこから読み取れるABEMAの新戦略を解説します。
サイバーエージェントは、以前からABEMAを含むメディア事業に積極投資する方針を掲げており、その投資規模やABEMAがいつ頃黒字化するのか?等、非常に注目されています。
ただ、今回発表された2021年10-12月の決算内容を整理すると、これまでのABEMAへの積極投資を進める戦略から、少し修正を加えているように見受けられました。
この考察内容について、具体的な数字を交えながら解説していきます。
サイバーエージェントの決算
株式会社サイバーエージェント2022年1Q決算説明会資料(2022年1月26日)
サイバーエージェントの2021年10-12月の四半期連結売上は1,710億円です。後述するゲーム事業のボラティリティの影響で、前四半期比(2021年7-9月)ではQoQ▲4.8%と微減ですが、前年同期比(2020年10-12月)はYoY+30.6%と好調に成長しています。
続いて、サイバーエージェントの事業別決算内容を整理します。
●サイバーエージェントの事業内容
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