「1月の激しい乱高下」が「何を意味しているのか?」について
は、マーケット関係者の中では意見が割れています。
一部のマーケット関係者の中には、「パウエルFRBのインフレ退
治は本気だ!」「1月の乱高下は、バブルの頂点ではよく起きる高
値波乱だ!!!」と、「近いうちにバブル崩壊が起きる!」ことを
懸念する人々が少なからず存在しています。
こういった人々は「バブル崩壊・警戒派」です。
その一方で、アメリカでは、「パウエルFRBがびしばしインフレ
退治に乗り出すとしても、それは表向きだけ。インフレ率が4%
台あたりに低下したら、FRBは金融引き締めの手綱を緩めて、株
式ブームを温存するだろう」との見方をする人が、マーケット関
係者の間には大変多いです。
こういった人々は「ブーム継続派」です。
今のアメリカ株式市場では、「バブル崩壊・警戒派」と「ブーム継
続派」との間で、激しくせめぎ合いが起きているのです。
その結果の激しい乱高下です。
目下の所、「ブーム継続派」のほうが優勢で、アメリカ株式市場で
は調整が起きても、「適正価格」を割り込めば即座に「押し目買い」
が入る状態です。
今のアメリカ株式市場では、「インフレヘッジ目的のための押し
目買い意欲」が引き続き旺盛であると指摘できるでしょう。
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