NYダウ 35462+371(+1.06%)NASDAQ14194+178(+1.28%)
8日のアメリカ市場は上昇して終えた。
10年長期金利が1.98%に迫るなど長短金利が高どまる中でも、全体で見るとグロースが相対的に大きく買われ、中でも半導体が高い。1月に売られた銘柄を買う動き(例えば半導体SOX指数はピークから20%の下げだったのが昨日は2.4%高、同じく下げが大きかった中小型株指数ラッセル2000は昨日は1.6%高)が傾向として出た1日でもあった。
市場は木曜日発表のCPI(コンセンサスは7.3%の前年同月比上昇)などの重要指標に注目が集まるが、(メタが決算で売られるなどの地雷が多かったものの)今日までのところは決算シーズンで総じてコンセンサスを上回る決算が出たとの見方から市場全体にも買いが優勢となった。マーケットは「個人が潤沢な貯蓄を持っていて、サプライチェーンは改善余地があり、企業のバランスシートが健全である」ことから(メタを除いて)株価は起こりうる金利上昇に当面は耐えうると判断したことになる。
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)