Ｖｏｌ．３３１■２０２２年２月９日発行

１．今週のＫさんぽ ２．幻の秘本アルバム ピーターパンとウェンディ５（サンプルはボカシ） http://photozou.jp/photo/photo_only/317786/269355092?size=1024#content ３．あなたもイラストで生活できるかもしれないお話 ＹＯＡＳＯＢＩ事件におけるトレースの限界とは 　ＹＯＡＳＯＢＩのキービジュアルで有名になったイラストレーター、 古塔つみさんがトラブルになっています。 　２０代女性と思わせていた本人が、４０代のオジサンか、というのは もちろん騒ぐものではありません。それをいうなら、１９８０年代の「 少年ジャンプ」や「少年マガジン」では、女性マンガ家に男性名をつけ させていたことがけっこうありましたから。塀内夏子先生などは、自作 をヒットさせて、本名に変えさせた豪の者でした。 　古塔さんの場合は、イラストの多くが写真やイラストのトレースであ るという疑惑が、問題となったのです。 ４．今だから話せるファンロード３０年史 「ま」氏の業績とは 　先週、姉妹誌「アニメック」の編集長であった「ま」氏の訃報に触れ ましたが、意外だったのは、ネット上とかではほとんど話題にならなか ったことです。 　思えば「アニメック」の休刊は１９８７年、もう３５年も前のことで す。もともと読者年齢層の高かったこと、ヘタすれば亡くなった人もい たでしょう。 　そこでここでは、「ま」氏ついて語っていくことにします。考えてみ れば、これもまさに「こんな編集さんに会いました」ですよ。 ５．業界千夜一夜 日本ＳＦ映画千夜一夜 その１３ 大きいはずが小さな怪獣 　話が国内からなかなか進まないので、副題を「日本ＳＦ映画」に変え させていただきました。 　さて、「マンモスコング」や「マリンコング」は、コングとつくだけ あって、映像としてはちゃちいものの、巨大な怪獣でした。 　しかし、予算や技術的な問題でしょうが、当時の子供たちがガッカリ するようなモンスターも、あったのです。 ６．餓鬼の門　第弐門 第１２７話　忘れもの 巻の弐 　そもそも、神保町はスーパーマーケットの不毛地帯であった。 　かつては神保町の交差点に、そこそこ大きなスーパーがあったが、地 元にこの一店だけということにあぐらをかいて、けっして安いものでは なかったのである。 　あげくのはてにはいきなり閉店を決め、社員の給与や退職金もうやむ やのまま、社長は逃走してしまったのであった。その後しばらくは、閉 鎖された店頭で元社員たちが被害を訴えていたが、それも長くは続かな かった。 　やがて跡地には、大手のドラッグストアが入ったが、これも長くは続 かず、今はからっぽのままである。 　そのスーパー砂漠に入ってきたのが、２店のスーパーである。いずれ もメジャーなチェーン店ではあるが、その規模は本家より小さいプチ・ サイズであった。そのためか、品ぞろえも値付けも、どちらも今ひとつ という感じであった。 　そしてそのうちの一店が、毎日曜日はＴポイントが５倍というキャン ペーンをやっていて、Ｋは日曜日には、手近ですませてもよい買い物を していたのである。 ７．投稿アーカイブ キース・グッドマン（春町フユコ）サンプルはボカシ http://photozou.jp/photo/show/317786/269355090#content ８．今週のＫ談 和田先生没後１０年の本 『和田慎二ARTWORKS 戦う美少女伝説』発売のお知らせが来ました。 　没後１０年を記念してと聞いて、もう１０年たつのかと、まだ１０年 なのかと、いろいろ思い出してしまいましたよ。 ９．ファンロード・ライブラリー 第４６回　小松崎茂がデビューした国防科学雑誌 http://photozou.jp/photo/photo_only/317786/269355093?size=1024#content