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<Vol.1208:2022年の、金融・経済・社会の大問題>
2022年2月9日:インフレ→金利上昇→株価・債券価格下落
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著者Systems Research LTD:吉田繁治
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世界経済の、30年ぶりの激動が想定される2022年は、2月半ばを迎え
ました。
【ゼロ金利と通貨の増発の、後遺症が発生してきた】
体制までを転覆させる、大地震や津波または原発事故のような感じの
ものです。新型コロナが惹起したものですが、政府の「赤字財政の拡
大対策→中央銀行による通貨の増発」が、体制転覆に向かう規模にま
でに、拡大しました。
GDPの成長率(=商品生産の増加率)を超える通貨の増発は、そのあと
でインフレを引き起こし、増えた負債の金利を、払えない水準に上げ
ます。これが、経済・金融の体制の転覆までをもたらすのです。
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