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第680回 ウクライナ問題の背後で進むロシアの次の一手、中東覇権の確立か?プレヤーレンが語る未来人

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…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━… 第680回 ウクライナ問題の背後で進むロシアの次の一手、中東覇権の確立か?プレヤーレンが語る未来人 …━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━… ▼今回の記事の要約 まず今回は、オミクロン株の新しい変異種についての情報を紹介する。これはつい最近ブラジルで拡大が発見されたオミクロン株の変異種で、まだ正式名称もない。さらに感染力と毒性が強く、免疫回避能力も高い。この危険な変異種の概要を紹介する。 次にメインテーマとして、ウクライナ問題の背後で進行するロシアの次の一手について書く。 いまロシアのウクライナへの軍事侵攻への懸念が高まるなか、戦争を回避するための外交努力も続けられている。フランスのマクロン大統領はプーチンと5時間会談し、問題解決の糸口を探った。 ロシアはウクライナへの侵攻を強く否定しながらも、日本を含む欧米の主要メディアは、侵攻は差し迫っているとしきりに喧伝している。緊張が高まっているように見える。 一方、ウクライナ情勢に関心が集中する背後で、ロシアは中東で、シリアのアサド政権の主権を認めさせるための支援を強化している。これは中東でロシアが覇権を構築する動きになっている。ロシアはヨーロッパでNATO中心の既存の安全保障の枠組みの変更を迫る一方、中東では覇権構築に向けての動きを加速させている。 おそらく比較的に近いうちに、ウクライナ問題はアメリカとNATOの妥協で解決に向かうだろう。これはヨーロッパにおけるロシアの勢力の拡大につながる。そして、それとともに中東でも、ロシアの覇権の拡大が明白になるはずだ。 しかし、ロシアによる既存の国際秩序の変更はアメリカの経済制裁を発動させ、ロシアはそれに対して報復するかもしれない。これが次の金融危機の引き金になるかもしれない。これには注意しなけれなならない。 最後に、「プレヤーレン」の語る未来人と地底人について書く。UFOや地球外生物の分野の調査ジャーナリスト、リンダ・モートン・ハウの最新情報の続きは別の記事に譲る。。 ▼オミクロン株の新しい変異種 まずは、新型コロナウイルスの日本では未報道の最新情報についてだ。まだこれが世界に拡大するかどうかは分からないが、ブラジルでオミクロン株の危険な変異種の蔓延が確認されている。 ブラジル北部のマナウスにある「Instituto Leonidas e Maria DeaneのLaboratory Ecology of Communicable Diseases in the Amazon」とブラジルのリオデジャネイロにある「Instituto Oswaldo Cruz, FiocruzのFlavivirus laboratory」の研究者は、現在ブラジルで爆発的に増加している新型コロナの変異種が、実はオミクロン 「BA.1」の新しい亜系統である可能性があることを発見した。 この亜系統は、スパイクタンパク質だけで28個の変異が発見されており、その中でもF643LとA701Vの変異が大多数を占めていることが特徴的だ。 マナウスの研究者は、この新しい亜系統は、ワクチンによる免疫と過去の感染による自然免疫の両方から逃れることができるととともに、より感染力が高いと主張している。完全にワクチンを接種した人の間で感染が拡大したり、以前に感染した人の間で再感染したりするケースが多く見られている。また、感染者の多くが重症化し、多くが死亡していることも確認されている。ブラジルでは、この1週間で入院率が急激に上昇している。 2月3日には、21万9000人以上のブラジル人がこのウイルスに感染し、その24時間で964人以上が死亡している。2月4日と5日の感染者数と死亡者数はまだ判明していない。

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