■■ 2022/02/11 ■■
兵頭正俊の優しさ出前
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ウクライナの状況と偶然(その3)
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アメリカは戦争のプロだ。戦争に関する法律などどの議
員でもすぐに創れる。さらに、ロシアの「偽情報作戦へ
の対抗・支援策、プーチンとその側近が不正に取得した
疑いのある資産に関する情報公開、ウクライナ攻撃に加
担・支持したロシア政府関係者に対する制裁」など感心
するばかりだ。まるで前もって準備していたかのよう
だ。
「プーチンを取り巻く有力なオリガルヒに対する圧力
は、軍事行動に直接関与する政府関係者に対する制裁に
優るとも劣らないくらい重要だろう」とまでいってお
り、こうなるとプーチンの敵も圧力・制裁の対象にな
る。
アメリカの友好国、同盟国も緊張している。共同執筆者
たちは、「少なくとも、エストニア、ラトビア、リトア
ニア、ポーランド、ルーマニア、スロバキアなどの国々
は、自国の防衛力を高める一方で、アメリカに「強化さ
れた前方プレゼンス(EFP)」の拡大、つまり、NATO
がもっとも攻撃されやすい加盟国に常駐させている大隊
規模の多国籍戦闘部隊の増派を要請してくる」と推測し
ている。
もしロシアがウクライナに侵攻したら、ふたりの共同執
筆者たちはふたつの可能性がうまれてくると読んでい
る。
1 フィンランドやスウェーデンがNATOへの加盟を希
望する可能性。
2 フィンランドのサウリ・ニーニスト大統領とバイデ
ン大統領の電話会談のように、具体的にスウェーデン政
府の高官とも話し合いの機会が生まれる可能性。
最後の対策が出てくる。「米欧の同盟国およびパートナ
ーは、国際的な人道支援組織と協力して、難民保護のた
めの資源と人員を備えた「人道的回廊」を設置する必
要」が出てくる。
日本も例外ではない。日本は金持ちの富裕国と見られて
おり、難民の受け入れ先として要請されるのは避けられ
ないだろう。そのときは、これまで気楽にやってきた他
の難民の受け入れを中止すべきだ。中・朝に関しては禁
止すべきである。
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