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【痛くない死に方 2022年第6号】強すぎる「父親」をどう看取る? 石原慎太郎氏の最期の2週間を考える

長尾和宏の「痛くない死に方」
  • 2022/02/11
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2022年 第 6号 【長尾和宏の「痛くない死に方」】 長尾和宏です。本日は配信が大変遅くなり申し訳ございません。 まずは、「記録映像 ワクチン後遺症」の上映会に来て頂いた、まぐまぐ! 読者の皆様に心より御礼申し上げます。 2月10日は大雪の東京・中野、終わった後に、品川駅からリモートで大阪・ シアターセブンのアフタートーク。最終で帰阪し、そのままお看取りが。 翌朝も何件かの往診をした後で、大阪・シアターセブンでリアルのトーク。 そしてまた新幹線に乗って品川→渋谷で上映会。この日は遅い時間だった ため、帰阪叶わず、大崎のビジネスホテル泊。朝イチでまた新幹線に乗り、 お看取りの後、シアターセブンでリアルトーク。そして関西・いのちの電話 の講演会。 アホでしょう? あと4カ月で僕、64歳です。あと1年で高齢者です。 こんなアホな64歳、ほかにいるんかな、と自分でも思います。 だけど、今、今動かないといけません。僕を突き動かしているのは、 「正直者の医者であれ!」という、使命感。ただそれだけです。 こんなアホな僕がひとつ、誇れることがあるとすれば、この64年あまり ずっと「自分のこころに、正直に」生きてきた、ただそれだけなんです。 人を騙すことも、自分を騙すことも大嫌いです。 騙されることは今までたくさんあったけど(女にも、男にもね)、 騙されることより、自分が人を騙すことのほうがもっと許せません。 だけどこの年になって思うのは、「国が言っていることはすべて正義」と 考えて、国の詭弁にころっと騙される人があまりにも多い、ということ。 僕は、この国が今、国民に対して「正直」であるとはとても思えない。

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  • 長尾和宏の「痛くない死に方」
  • 本邦初!100パーセント「死」のことについて語るメルマガ。2000人以上を看取った医師であり、日本尊厳死協会副理事として、日々「死」と向き合う医師と一緒に、死に方について考えませんか? 家族の死と向き合わなければならない人、大切な人が死んで、喪失感から抜け出せない人、今、どうしようもなく「死にたい」人も……あなたのこころに届くメッセージが満載です。
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