どっこい生きていた改革派
GDP水増しする虚飾体質
合理性からかけ離れた選択
習氏の政治生命と絡む政策
世界的な資産家であるジョージ・ソロス氏は、2月初めに習近平氏の国家主席「3期目続投」が困難になるとの見方を発表した。中国国内の反対が、根強いことを理由に挙げている。
これまでは、鄧小平による「共産党民主化路線」に従い、国家主席は、「2期10年」を限度としてきた。習氏は、これに逆らって憲法改正を行い、自らの「終身国家主席」が可能な道を開いている。
習氏は、民族主義者である。「中華再興」という目標でも分る通り、過去の中国の栄光をとり戻すという立場である。すでに、世界の主流である普遍価値と齟齬を来たしている。西側諸国と人権問題で摩擦を起しているのだ。現在、北京で開催中の冬季五輪へ西側首脳が「外交的ボイコット」をしたことに現れている。
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