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中国官僚の主流、改革派が習近平の3選阻止へ「意見公表」

勝又壽良の経済時評
  • 2022/02/14
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どっこい生きていた改革派 GDP水増しする虚飾体質 合理性からかけ離れた選択 習氏の政治生命と絡む政策 世界的な資産家であるジョージ・ソロス氏は、2月初めに習近平氏の国家主席「3期目続投」が困難になるとの見方を発表した。中国国内の反対が、根強いことを理由に挙げている。 これまでは、鄧小平による「共産党民主化路線」に従い、国家主席は、「2期10年」を限度としてきた。習氏は、これに逆らって憲法改正を行い、自らの「終身国家主席」が可能な道を開いている。 習氏は、民族主義者である。「中華再興」という目標でも分る通り、過去の中国の栄光をとり戻すという立場である。すでに、世界の主流である普遍価値と齟齬を来たしている。西側諸国と人権問題で摩擦を起しているのだ。現在、北京で開催中の冬季五輪へ西側首脳が「外交的ボイコット」をしたことに現れている。

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  • 勝又壽良の経済時評
  • 経済記者30年と大学教授17年の経験を生かして、内外の経済問題について取り上げる。2010年からブログを毎日、書き続けてきた。この間、著書も数冊出版している。今後も、この姿勢を続ける。
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