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第203回 ビットコインを中心とした今週の動き、分散型ライティングプラットフォーム その2
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▼今回の記事
今回もいつものように、先週から今週にかけてのビットコインを中心とした暗号通貨の全体的なトレンドを概観する。次にメインテーマとして、「分散型ライティングプラットフォーム」のその2として、この分野の代表的なプロジェクトを紹介する。
▼ビットコインを中心とした今週の動向
それでは早速今回最初のテーマを書く。ビットコインを中心とした暗号通貨の全体的な動向についてだ。個人投資家が集まる「Teleguramu」や「Reddit」などのSNSで注目されている記事を参照した。
アメリカのインフレ率の7.5%の上昇や株価の下落などがあったにもかかわらず、先週から今週にかけのビットコインの相場は極端に大きな変動もなく、比較的に安定して、480万円台から520万円台で推移している。多くの投資家は、467万円(4万1000ドル)を最低ラインとして見ており、相場はこの水準以下には下がらないのではないかと予想している。
最近の価格下落にもかかわらず、ビットコインはわずか数年前の2倍以上の価値がある。だが、昨年11月につけた史上最高値の750万円台(6万8000ドル)からはまだ遠い水準だ。それにもかかわらず、多くのアナリストは最終的に1140万円(10万ドル)に到達すると予想している。
しかしこれが、いつ、どのようにして起こるかについては、意見が分かれている。そのため多くの専門家は、初心者の投資家が資産の一部をビットコインに投資するかどうかを検討する際には、慎重に判断することを勧めるようになっている。
●比較的に慎重な内容の記事が注目される
過去数年間、ビットコインの価格は、予測を上回る速度で上昇してきた。投資家が、ビットコインの価値が時間の経過とともにどれだけ上昇するか期待するのは当然だ。
そうしたなか、先週と今週にかけては、これからの高い相場の伸びを予測するのではなく、相場の下落の可能性を指摘する比較的に慎重な内容の記事が注目されている。また、事実、そのような慎重さを要求するような動きも多かった。
●マイニング業者のビットコイン保有高の減少
そうした慎重な態度を後押しする動きの一つが、マイニング業者の保有するビットコインが減少していることが判明したことだ。暗号通貨分析プラットフォームの「グラスノード」によると、採掘業者のビットコイン保有高を追跡する指標が今月5日に昨年11月半ば以降で初めてマイナスに転じたのだ。この指標は30日間における採掘業者のビットコイン保有高の純増減を示すもので、売却は効率に劣る業者の撤退が近いとの兆しを示唆している可能性がある。
調査会社、「デルフィ・デジタル」によると、数カ月にわたってマイニング業者はビットコインの持ち高を膨らませてきた。だが、昨年11月に付けた過去最高値から35%も低い水準での取引が続く中で、業者はより強力な機材に投資する必要がある一方、手持ち資金の状況にも留意しなければならない圧力がかかっている。
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