今回はワクチンの効果についてもう少し具体的に探っていき
たいと思います。
が、国も自治体もなかなかそういう具体的なデータを公表し
ていません。
もしかしたら追跡調査さえまともにしていないのかもしれま
せん。
どこかにそういうデータがないものか、いろいろ探してみた
ところ、浜松市がかなり詳しいデータを発表していることが
わかりました。
浜松市では、毎週、感染した人の症状と、年齢層、ワクチン
接種状況を調べて公表しています。
これほど詳細に頻繁にデータを公開している自治体はほかに
はなく、もっとも信頼できるデータだと思われます。
浜松市に問い合わせたところ、一人一人に必ず、接種状況を
調べており、東京のように「ワクチン接種不明」というのは
ないそうです。
この浜松市の2022年1月のデータを分析してみたいと思
います。
このデータは2022年1月1日から2月3日までのものです。
ちょうとオミクロン株が流行しはじめた時期から最盛期に差
し掛かるまでの期間です。
浜松市では、ワクチン接種対象者の87.6%がワクチンを
2回以上接種しています。
全国平均とほぼ同じです。
そしてワクチン接種対象年齢(11歳以上)で感染した人は、
全部で5347人でした。
そのうち未接種者は1138人で21%でした。
2回以上接種した人で感染した人は4162人で78%です。
87,6%がワクチンを2回以上接種していて、感染した人
の中で78%の人が2回以上接種しているということは、ワ
クチンの感染予防効果はほとんどないといえるでしょう。
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