■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
「小島嵩弘のパウダールーム」(2022年 2月 16日 第 555号)
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
2022.2/16
実家のある上野にあったビデオ屋さんはもう随分前にお店を閉めてしまった。
オレんちの近所のビデオ屋さんの方が、レンタル代が断然安いと母ちゃんはよく言っていた。
だけど流石に近所のビデオ屋さんが店仕舞いをしてしまって相当がっかりしたようだった。
母ちゃんとの共通点の一つに「韓国ドラマ」がある。
”韓国ドラマが見たい!”と母ちゃんはビデオ屋を探し、
自転車でまあまあ遠い他の店までビデオを借りに行くようになった。
でも段々自転車に乗ってビデオを借りにいくのが億劫だとかって言い出した。
オレがJ:COMのシステムだといろんなチャンネル見られるって事で、
何年か前に上野にもJ:COMを導入した。
当初は喜んで見ていたけど、今度はチャンネル数が多くてよくわからないとか、
見たいものが上手く録画できないとかで不便を言い出した。
J:COMの導入でテレビライフは劇的に変わったけど、
要望に応えるにはあともう少しってとこだったようだ。
”お前の家の近所のビデオ屋さんで、韓国ドラマを借りてくれないか?”
”自転車でお店に行ったら借りたいビデオがなかった”そんなことを言い出した。
オレは親孝行の一環で面倒でも地元のビデオ屋さんでお目当ての韓国ドラマを借りてよく実家に持っていった。
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)