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佐々木俊尚の未来地図レポート 2022.2.21 Vol.692
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【今週のコンテンツ】
特集
プラットフォーム化したネット広告は「インターネットの原罪」である
〜〜GAFAとWeb3はどこへ行く(中編)
未来地図キュレーション
佐々木俊尚からひとこと
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■特集
プラットフォーム化したネット広告は「インターネットの原罪」である
〜〜GAFAとWeb3はどこへ行く(中編)
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GAFAを代表とする現在のプラットフォームは、Web2.0のころとは本質的に変化したと言っていいでしょう。Web2.0ではプラットフォーム上を流れる情報は、コントロールされていませんでした。自由だったのです。しかし現在のプラットフォームでは、AIの深層学習によって情報はコントロールされるものになっています。
これを本稿では仮に「プラットフォーム2」と呼びましょう。プラットフォーム2では、プラットフォームの上を移動するスマホや自動車や人間などの「端末」がデータを収集し、そのデータをAIが読み取って特徴や傾向を抽出し、その計算結果をもとにして端末をコントロールしています。これは完全な「中央集権」です。
ひとつ事例を挙げましょう。アドテクと呼ばれるテクノロジーを駆使した現在のインターネット広告は、典型的なプラットフォーム2です。
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