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習近平、杭州市トップ逮捕 ジャック・マー拘束への一歩か「強権経済」の末路明確

勝又壽良の経済時評
  • 2022/02/21
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市場経済終焉の中国 中所得国の罠不可避 保身が政策を変える 全ては終身主席狙い 習近平氏は現在、鄧小平の築いた社会主義市場経済から離脱、毛沢東の「強権経済」へ舞戻っている。中国当局が2月11日、アリババ集団が本社を置く浙江省杭州市のトップだった周江勇氏の逮捕を公表して、それが明らかになった。 浙江省は、民間主導の経済が最も発達した地域である。家族の中でも兄は官僚、弟はビジネスで大成功した経営者、という例が多いと指摘されている。「官」と「民」が手を携えて経済発展してきた土地柄である。当局は、杭州市に本社を置くアリババに焦点を合わせて、周氏の逮捕に踏み切ったと見られている。

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  • 勝又壽良の経済時評
  • 経済記者30年と大学教授17年の経験を生かして、内外の経済問題について取り上げる。2010年からブログを毎日、書き続けてきた。この間、著書も数冊出版している。今後も、この姿勢を続ける。
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