メルマガ読むならアプリが便利
アプリで開く

第230号.毎年変わる国民年金保険料額の仕組みと前納と、規制が多かった障害年金受給者の保険料納付。

事例と仕組みから学ぶ公的年金講座
こんばんは! 年金アドバイザーのhirokiです。 (明日まぐまぐメンテナンスのため、本日の発行に変更いたしました) 1.上限に達した国民年金保険料だが毎年変化する。 国民年金の歴史を少し遡りますが、平成16年に国民年金保険料をもう上限16,900円にしてそれで固定しようという事になりました。 何で上限を設けたのかというと、一体どこまで上がるのかわからない年金保険料に国民の不安が大きくなっていったからです。 バブル崩壊以降の経済の停滞により、給料は上がらなくなるのに年金保険料の負担は高齢者が増えていく事で重くなる一方だったため、一体どこまで負担すればいいのかわからない事に年金に対する不安が大きくなっていきました。 そのため、経済界からは保険料に上限を設けてほしいとの圧力が強くなり、上限を設定する事になりました。 国民年金保険料に関しては、平成17年度から13300円だった保険料を毎年280円ずつ引き上げながら、平成29年になると16,900円の上限に到達しました。 なお、平成31年に産前産後の免除が導入された事で、その財源のために100円アップして17,000円になりました。 つまり上限としては17000円になったという事ですね。 ・ ・ ・ さて、令和3年度の国民年金保険料は16,610円でしたが、令和4年度の国民年金保険料は令和3年度と比べて20円減の16,590円となります。

この続きを見るには

この記事は約 NaN 分で読めます( NaN 文字 / 画像 NaN 枚)
これはバックナンバーです
  • シェアする
まぐまぐリーダーアプリ ダウンロードはこちら
  • 事例と仕組みから学ぶ公的年金講座
  • まぐまぐにて公的年金に特化したメルマガ。 制度の仕組み、年金計算の流れ、年金の歴史、考え方、年金と関連して把握しておかなければならない社会の出来事など幅広く主に事例形式で考察していきます。 年金はその時だけの制度を見ればいいものではなく、様々な事が複雑に絡み合っています。 このメルマガを読んでいれば自然と年金に対する理解を得る事が可能です。 高齢者から子供まで全国民の生活に直結する年金制度を一緒に考えていきましょう。 ※まぐまぐ大賞3年連続受賞 ・2020知識ノウハウ部門4位 ・2021語学資格部門2位 ・2022語学資格部門1位
  • 770円 / 月(税込)
  • 毎週 水曜日