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第204回 今週の全体的なトレンド、分散型フードデリバリー その1
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▼今回の記事
今回もビットコインを中心とした暗号通貨の全体的なトレンドを報告する。次にメインテーマとして、「分散型フードデリバリー」の概要について紹介する。
▼今週の全体的なトレンド
では最初のテーマを書く。ビットコインを中心とした暗号通貨の先週と今週の全体的なトレンドについてである。
先週から今週にかけては、ウクライナ情勢が落ち着かず、そのため天然ガスを中心としたエネルギー価格などが高騰しているため、インフレのさらなる昂進を恐れたFRBが利上げを前倒しして実施する。ただ回数は、これまで報道されていた3回から7回に引き上げる可能性を示唆した。
この余波で、ダウのみならずナズダックも下落した。最近ではビットコインの相場はナスダックとの連動を強めているので、ビットコインを始めとした暗号通貨の相場も引きずられるように下落した。ビットコインは430万円台まで下落したが、21日時点では440万円台まで値を戻している。それでも16日には510万円を越えていたので、大幅な下落だ。
しかしながら、ビットコインの下げ相場の原因はこれだけではない。もっとも大きいと思われるのは、バイデン政権が暗号通貨の本格的な規制に乗り出す姿勢を示し、これを受けた政府機関の動きが活発になっていることだ。
●FRBによる「DeFi(分散型金融)」報告書
まず投資家に注目されたのは、「FRB」が公開した「DeFi」のレポートだ。これは17日に「米連邦準備制度理事会(FRB)」の地区連邦準備銀行である「セントルイス連銀」が、「DeFi」に関する調査レポートを公開したのだ。
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