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第156号 追悼、西郷輝彦さん/スーパー猫の日/続・春寒し/缶チューハイの女(後編)

きっこのメルマガ
  • 2022/02/23
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「追悼、西郷輝彦さん」 2月21日(月)の午前中、文化放送『くにまるジャパン極』を聴きながら原稿書きをしていたら、番組中にニュース速報が入り、西郷輝彦さんの訃報が伝えられました。あたしは驚き、すぐにネットニュースで確認したところ、前日20日の午前9時41分、前立腺がんのため都内の病院で亡くなられたこと、享年75ということ、所属事務所のサンミュージックが21日に発表したため、それを受けての報道だということなどが報じられていました。 西郷輝彦さんは、2011年に前立腺がんの摘出手術を受けたのですが、2017年に再発し、日本では未承認の最先端治療「PSMA標的内用療法」を受けるため、昨年2021年4月からオーストラリアに渡っていました。そして、それに合わせてユーチューブチャンネルを立ち上げ、ご自身で撮影した動画で治療の様子を報告していました。 しかし、ユーチューブは昨年8月29日の投稿を最後に、ツイッターは昨年9月5日の投稿を最後に、どちらも更新されなくなったため、とても心配していました。 あたしがツイッターを始めたのは2009年11月、西郷さんがツイッターを始めたのは2010年3月、ほぼ同時期ですが、何故だか西郷さんは、ツイッターを始めて1年くらいのうちに、あたしをフォローしてくださったのです。しかし、あたしはしばらく気づきませんでした。 そして、2011年の誕生日、あたしが「今日で39歳になりました。アラフォーです。」とツイートしたところ、いろいろなフォロワーさんからのお祝いのリプライの中に「西郷輝彦」という名前があったのです。あたしは驚き、すぐに西郷さんのホームを見ると「フォローされています」と表示されていて、もう一度、驚いたのです。 あたしは慌てて西郷さんをフォロワーし、母さんに「ツイッターで西郷輝彦さんから誕生日のお祝いのメッセージをいただいちゃった」と話しました。すると、母さんは『サザエさん』のマスオさんが驚いた時のような声を出し、あたし以上に驚きました。母さんは「御三家」の世代なのですが、特に西郷さんのファンだったのです。 それであたしは、母さんが興奮気味に話した内容を簡単にまとめて、西郷さんにお礼のツイートをしました。西郷さんは喜んでくださったのですが、あたしのツイートを監視していたアンチの1人が、あたしと西郷さんのやり取りに割り込む形で、あたしへの中傷をリプライして来たのです。 あたしは、西郷さんも見ている場所で、あまり過激な言葉づかいもできないし、どうしたものか‥‥と、しばらく考えていたのですが、あたしより先に西郷さんが怒り、そのアンチを一喝して追い払ってくださったのです。役柄同様、漢気ある西郷さんに、あたしはシビレました。

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