■■ 2022/02/23 ■■
兵頭正俊の優しさ出前
~3分でマスメディアとは違ったステージに招待します
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敵を知り己を知れば百戦危うからず (その3)
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ウクライナを巡ってアメリカ・NATOがロシアと戦争に
なれば、アメリカ・NATOは敗北する。バイデンはそう
見ているようだ。
1 かつてソ連軍と戦うべく訓練を受けた者として、私
はロシアとの戦争は、米軍がこれまで経験したどれとも
違うはずだと証言できる。
2 米軍はロシア軍と戦えるよう組織されても、訓練さ
れても、装備されてもいない。
3 大規模総合武力紛争を支えられる教義もない。
4 もしアメリカがロシアと従来の地上戦に引き込まれ
たら、アメリカ軍史上未曾有の規模の敗北に直面したこ
とに気づくはずだ。要するに総崩れ。
ある意味でこのペシミズムは好ましい。お坊ちゃんやお
嬢ちゃんに銃や刀を振り回されたら世界は地獄だ。
惨劇を想像できる冷静な大人が分析しなければならな
い。
スコット・リッターは続けて書いている。
「私の話を信じてはいけない。2016、当時の中将H.R.
マクマスターが、東ウクライナでの戦闘から学んだ教訓
を研究するため2015年に始めたロシア新世代戦争研究
の結果について語り、ロシアは大砲火力で優位で、戦闘
車両で優位で、無人飛行機(UAV)の戦術的効果のた
めの高度な使用を学んでいるとワシントンの戦略国際問
題研究所CSISの聴衆に言った。「米軍がロシアとの地
上戦をするようなことになったら」マクマスターは言っ
た。「彼らは不都合で冷厳な現実を突然知ることになる
はずだ。」
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