こうして『ガンビー』の現場で知り合ったダグ・ベズウィックとリック・
ベイカーは、どちらも同じ雑誌(『フェイマス・モンスターズ』)の愛読
者で、モンスター映画が大好き、ということもあり、たちまち意気投合し
ます。のちに『ロボコップ』や『バットマン・リターンズ』など、さまざ
まな映画で光学合成を担当することになるハリー・ウォルトン(彼はマッ
ト・ペインターでもあり、また『インビジブル』からはCGIもこなしてい
ます)とも同じ時期にクローキー・プロダクションで知り合っています。
この頃、ハリー・ウォルトンとダグ・べズウィックは小さな工房を構えて、
そこでストップ・モーション・アニメーション用のアーマチュア(人形の
中に入れる関節のついた骨組み)を作ったりもしていました。
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