ウクライナに侵攻したロシア軍が首都・キエフに迫るなか、西側先進国を中心にロシアへの制裁が発動させたが、ロシアの動きを止める圧力にはなっていないようだ。ロシアが破壊・制圧した軍事施設は800を超えると発表された。
この流れを受けアメリカの怒りは中国にも向けられている。日本でも「ロシアの背後には中国がいる」などという漫画レベルの分析がワイドショーで流されている。中ロはここ数年確かに急速に関係を深めてきた。しかし、大国同士の関係は利害が一致する面積が広がっても、重ならない面も少なからず残されるのが常だ。どのイシューで手を握り、どの対立が残ったのか。それを峻別することこそ、両国関係の変化を見る重要な作業だ。
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