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「プーチン敗北」、ウクライナ侵攻でSWIFT排除 第二のイラン化「中国支援に動かず」

勝又壽良の経済時評
  • 2022/02/28
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沸点に達した米欧の怒り 米ドル決済網排除で窮地 ロシアに騙された習近平 台湾侵攻で重大障害現る ロシアのウクライナ侵攻前、海外ではプーチン・ロシア大統領の硬直化した戦術に危惧の声が上がっていた。英国宰相で「鉄の女」と言われたサッチャーの現役最後と同様に、極めて独り善がりな行動と指摘したのだ。サッチャーは後に認知症を患うが、プーチン氏にそうした病的な影がないだろうか。しきりと「ロシア帝国」時代を懐かしんでいるからだ。 プーチン氏は、2月21日にロシア大統領府で行った好戦的なテレビ演説が、数十年にわたる歴史的な不満を1時間近くにわたって述べた。それは、冷戦後に西側諸国が中心となってつくった国際秩序に対するロシアの挑戦状でもある。プーチン氏は、ウクライナが歴史の偶然によって、ロシアを攻撃する米国の拠点になったとする持論に触れていたのである。

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  • 勝又壽良の経済時評
  • 経済記者30年と大学教授17年の経験を生かして、内外の経済問題について取り上げる。2010年からブログを毎日、書き続けてきた。この間、著書も数冊出版している。今後も、この姿勢を続ける。
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