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1. コラム「タカオカ的ナウい日常」 ─ バブル世代の生き残りが日々の生活の中で面白いと思ったモノやコトを独断で綴っていくコラムです。イマドキとは微妙にズレてる観点を前面に出していきたいと。それでは「おじさんLINE」全開で語っていきます! vol. 94 『ボクシング』 落ち込んだ時は『はじめの一歩』をひたすら読む高岳です。 とあるBARで隣に座ったカッコいい男性。いかにもアスリートといった引き締まった体型に、優しさと鋭さが混ざりあったイケメンの眼差し。 それが元WBA世界スーパーバンタム級王者、ハルク佐藤修さんとの出会いでした。 佐藤修(ボクサー) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%90%E8%97%A4%E4%BF%AE_(%E3%83%9C%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%83%BC) 「ボクシングは好きですか?」 「好きです」 との会話をきっかけにまさか自分がボクシングをやることになるとは。漫画を読むのは好きです、って意味だったんだけど笑 ボクシングをやってるといっても、試合に出るとか目指すとかではなく、ハルクさんに月に一、二度、トレーニングしてもらっているだけです。 とはいえ、チャンピオンにマンツーマンで指導してもらえるのは贅沢であり、内容はかなり優しくしてもらっていても終わったら頭から爪先まで汗ダクです。 そして何よりも感じるのは、当たり前なのですが、ボクシングの世界チャンピオンがいかに凄いかということ。 習ってみてわかるのですが、「相手を倒す」ことを目的としたボクシングは、パンチの出し方や避け方の一つ一つが極めて論理的です。ほとんどのアクションは手だけではなく全身を使うので、ボクサーの方がアスリートの中でも特に引き締まってみえるのも納得です。 だからこそ体重差が決定的になるスポーツでもあり、減量や計量そのものが話題になるわけですね。 先日のこと、ハルクさんが僕の前ではじめてヘッドギアをつけ、マウスピースを含み、「こちらからは打たないので思い切り打ってきてください。打たれてもいいように準備しましたので」と。 マジか。 しかしこれは打たなきゃ逆に失礼だな。 よし、やるぞ! 1ラウンド3分後、へたり込んでいるのは僕でした。 もちろんハルクさんに打たれたわけじゃありません。 打っても打っても当たらないんです!本当に目の前にいるのにかすりもしない… 文字通り蝶のように舞うチャンピオンをひたすら追いかける3分間は地獄でありました。 そんなハルクさんは俳優でもあり、昨年話題になった 『アンダードッグ』(主演:森山未來) https://underdog-movie.jp/ にも出演されていました。 これはその一場面。現役の時と体型が変わってない! 最近は習っているよりも一緒に飲んでいることの方が多いですが、僕の身近にいる凄い人の一人です。 そんなわけで、強くならなくてもいいからかっちょいい体型にはなりたい港区おじさんでした! 2. メイン「銀行とP&Gとライブドアとラムチョップ」 ─ 日本で唯一の数奇なキャリアを歩んできた筆者が、実際に見て、聞いて、体験した「ここだけ」の話の数々。単なるゴシップに終ることなく、それぞれの会社への愛情を込めて、皆さんのお役に立てるお話を綴れればと。 『英語を勉強しちゃおうぜい!』 「グローバルへの展開を目指す」 ベンチャー企業などでよく聞くこの台詞。 その割にはベンチャー経営者で英語を話せる人はめちゃ少ない。 いや、ベンチャーに限らず、グローバル云々を語りつつ英語は喋れないって人、まわりにも沢山いませんか? で、単純に思うわけです。 なんで英語の勉強をしないのだろうと。 学生さんに「社会人になるまでに何をやっておけばよいでしょう?」と聞かれたら僕は必ず「英語」と答えます。 グローバル云々を語るなら当然ですが、そうでなくても英語が出来れば得られる情報量、覗ける世界が圧倒的に広がるからです。 例えば最近見たこのビデオ。 エフゲニア・メドベージェワ: オリンピックが特別な理由 https://olympics.com/ja/video/evgenia-medvedeva-why-these-olympic-games-are-so-special-to-me ロシアの有名フィギュアスケーターであるメドベージェワさんがオリンピックの解説をしていますが使っている言語は英語ですよね。 ロシア人にとって英語はもちろん母語ではありません。 しかしながら世界で活躍する人にとって英語でコミュニケーションをするのは当たり前の話。 活躍とまではいかなくても、いろんな国に行ってみたい、いろんな国の人とコミュニケーションをとりたいという日本の方は多いでしょう。 ならばまずは英語を勉強しましょう! 日本人と英語、という話題になると真っ先にあがるのが「日本人は文法はわかっても喋れない」という話。 確かに、少なくとも中学生の3年間、多くの人が高校をいれて6年間は英語を座学で学んでおり、文法はある程度は出来そうなものです。 が、実際はそうでもない。 大人になってほとんどの人が忘れてる苦笑 ならばまずは英文法をおさらいしておきましょう。 この記事にあるオススメの本を1-2冊やればよいかと。さほど労力はかからないので、これはもうやるだけです! 英文法の効率的な勉強法&勉強時のコツを徹底解説!使いやすい参考書はどれ? | English Lab(イングリッシュラボ)┃レアジョブ英会話が発信する英語サイト https://www.rarejob.com/englishlab/column/20211017_02/ さてこれで「文法は(ある程度)わかっても喋れない」状態までは来ました。ここからどうするか? ちょっとここからは僕の体験談を。 24歳で銀行からP&Gに転職した時、僕は大袈裟じゃなく一言も英語を喋れませんでした。 こういう時に限って京都大学を出たんでしょって言われるから大学の話をするのは嫌なのですが、入社時のTOEICは560点でTOEIC受験者の平均以下でした。つまり文法とかも忘れてたわけです苦笑 一方でP&Gは日本でも英語が公用語。 さすがに日本人同士は日本語で話しますが、業務は全て英語ですし、海外から来ている上司や同僚も多く、英語が喋れないと生きてはいけない世界。 当然僕も生きていけなくなり、会社からアメリカへ強制送還され4ヶ月ほど英語漬けの毎日を送ることになります。 具体的にはバーモント州のカレッジに送られて、世界中から英語を学びに来ている人たちと同じクラスで授業を受けることに。 日本にいるとフランス人やイタリア人はもともと英語も喋れるようなイメージがあるかもしれませんが、彼らも勉強して英語を身につけているのです! さらに住まいはカレッジの寮であり、僕と同室の3名は日本語を全く話せないアメリカ人。 やってくれたなP&Gって感じ。 喋れるか喋れないかではなく、朝から晩までとにかく英語を喋らないと生きていけない環境。 結果、1ヶ月でブロークンながらも生活に困らないくらいは喋れるようになりました。 ちなみに、同じ環境におかれるとみんな1ヶ月くらいでなんとかなるそうです笑 そのあとの3ヶ月は人生で最高の思い出の一つと言っていいほど楽しかった! だっていろんな国の連中とコミュニケーション出来るのですから! この体験談からわかることって、一つですよね。「とにかく英語を喋べらなきゃならない環境に一定の期間飛び込んでしまう」です。 えっ?そんなこと出来ないって? 出来るっしょ! コロナ禍が終わったことを前提に話せば、学生さんなら夏休みにチャレンジすればよいし、社会人ならば転職時の有給消化を使えばいい。1ヶ月くらいなんとかなるでしょ。 大切なことは、単に旅行とかするのではなく、「英語を喋らなきゃならない環境」に飛び込むことです。 発音とか正確な文法とか気にしなくていい。 ブロークンでよいのでとにかく英語を喋る、英語でコミュニケーションをする、ということに慣れてしまうこと。 イタリア人なんかよく聞くとめちゃくちゃな英語で女の子口説いてるし笑 でも日本に帰ってきたらまた日本語じゃん、と思うかもですね。 が、しかし。よく考えてみてください。英語に接する機会なんて幾らでもある! ベルリッツとかに行かなくても、日本ほど安価に英語を学べる国はないんじゃないかと思うくらい。 例えばこれ。どうこの充実度。これみんな無料ですよ!(受信料は払いましょう笑) https://www2.nhk.or.jp/gogaku/english/ あとはYouTubeも。 実際、僕は今でも毎朝このどちらかを聞いています。 Hapa 英会話 https://www.youtube.com/c/Hapaeikaiwapage → 初心者でもわかりやすく英語の基本やネイティブとの会話を教えてくれます。 Atsueigo https://www.youtube.com/c/Atsueigo-YT → 日本人でありながらネイティブに負けない英語を目指すというAtsuさん。中級者向。 さらに慣れてきたらNetflixの海外ドラマを英語に注意しながら観ると面白いですよ。(ちなみに僕も字幕抜きでは半分くらいしかわかりません。だからかえって面白かったり。) いかがでしょう? 英語やる気になってもらえたでしょうか?笑 英語を喋れるようになって本当に素晴らしいこと。 それは他の国の人と通訳抜きでダイレクトに話せることです。フランス、イタリア、シンガポール、マレーシア、タイ… 英語を母語としない国の人たちもそのために英語を勉強しているのです。 海外旅行に行って日本人同士で話しているのがいかにもったいないことか! コロナ禍はやがて終息し、きっとまた海外との行き来が復活します。 その時に向けて、今からちょっとずつでも英語の準備をしてみませんか? 文字通り世界が変わりますよ!

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