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貞子第二メルマガ:「発狂:プーチン」が「核兵器使用の瀬戸際戦術」に打って出る可能性は?~中国はロシアを制止できるか?

藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート
  • 2022/02/28
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《抜粋》 欧米諸国は協調して、ロシアの銀行に対して「SWIFT排除」の制 裁を発動しました!!! 「SWIFTからの除外」は、金融核兵器と呼ばれるもので、ロシア 経済に深刻なダメージを与えることでしょう。 ただし、ロシアのGDPは韓国のそれよりも小さいです。 この経済制裁は、隣接するユーロ圏の2022年の経済成長を 1%ほどしか低下させないと見積もられます。 この経済制裁がアメリカ経済に与える影響は、さらにもっと軽微。 さて、西側諸国は今週末には「ロシア中銀をグローバル金融市場 から閉め出す」制裁も発動すると予告しています。 そうなれば、1990年代半ばのようなロシア通貨危機が起こ るかもです。 ロシア経済は、物資欠乏とルーブル暴落によるハイパーインフ レで、今後急速に窮乏化してゆくことになるでしょう。 怒り心頭に達したプーチン大統領は、ますます発狂、「本物の 核兵器」の使用をちらつかせるようになっています。 発狂:プーチンは、「核兵器使用」寸前までの瀬戸際戦術に 出ることでしょう。 そんな中、希望は「中国」にあります。 今回の「プーチンの爆走」で一番当惑しているのは中国習近平な のかもしれません。習近平は、「プーチンのウクライナ侵攻」とい う「暴挙」までは、全く想定していなかったと言います。 習近平は、「ウクライナ侵攻無し」を前提に、「ヨーロッパがロシア 産天然ガスを購入しなくなったら、中国がその天然ガスを購入す る」「西側がロシアをSWIFTから除外したら、中国独自の国際決 済システムをロシアが利用できるようにする」ことなどの 「ロシアへの後方支援」をプーチンに約束していたと言われて います。 ところが、プーチンは習近平の想定をはるかに上回って暴走、今 では国際世論のすべてを敵に回してしまっています。 こんな「ならず者になり果てたロシアの後方支援」に、習近平 は今では強いためらいを感じ始めているようです。 おりしも、中国では、不動産バブル崩壊への不手際やゼロコロナ 政策の継続で、習近平政権への不満は積もりに積もっています。 中国国内の政治の中枢部でも、習近平の足場は盤石とは言えない 状態。 ここで、国際世論さえも敵に回すことは、習近平にとってはまる っきり得策ではないのです。 かくして、習近平はロシアを裏切って、「ならず者:ロシアへの後 方支援」を放棄する可能性さえあります。 今のロシアの暴走を止められるのは、今の習近平だけだとも言え るでしょう。

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