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言いすぎか!!
弁護士北村晴男 本音を語る
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Vol.136
2022.2.28
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目次
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【1】 『高市早苗さんに
憲法改正について聞いてみた』
【2】 『北村晴男の"素"』
【3】 『番組出演予定
イベント情報』
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【1】 『高市早苗さんに
憲法改正について聞いてみた』
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高市早苗さんの人柄に触れる
2月21日に自民党政調会長の高市早苗さんと自民党本部で対談をさせていただいた。30分間という短い時間だったが、誠実で率直な人柄を感じることができた。
事前に話のテーマを聞かれ、2つ挙げていた。1つは憲法改正。もう1つは中国との関係。特に人権侵害問題。それから台湾への侵攻が起きた場合に日本はどう対応すべきか。
お会いするなり「ご無沙汰しています」と言われてまず驚いた。
これまでお会いしたという記憶はなかったので、てっきり政治家特有の「前に会ったことがあるかもしれない」と考えられて無難なあいさつをされたのかなと思った。
すると、「お嬢さんとお二人で歌われてましたね」と。
今から6年前(2016年1月1日)、フジテレビの正月3時間特番「超豪華 歌うま正月SP 十八番で勝負!! 新春! オールスター対抗歌合戦」に娘のまりこと一緒に出演し、歌ったことがあった。その特番に政治家の中から甘利明さん、高市早苗さん、林芳正さんが出演していた。お話こそしなかったのだが、あいさつ程度はしたかも知れない。
そのことを指して「ご無沙汰しています」と仰(おっしゃ)ったのだ。まさか、そんなことを覚えているとは思っていなかったので、ビックリした。
高市早苗さんがその番組で歌ったのは、X JAPANの「Rusty Nail」。かなりノリノリで歌っていたので、「へぇ、こういう人なんだ」と感じた、そのときの記憶が蘇ってきた。われわれ親子は、映画「アナと雪の女王」の「とびら開けて」を一生懸命に歌ったのだった。
今回、高市さんと対談することになり、「もしかして、歌番組で一緒じゃなかったかな?」と思い、娘に電話して確認したところ、「出てたよ」と。
「今度、高市さんとYouTubeの企画で対談することになったよ」と伝えたところ、「よかったね。高市さんとは話が合いそうだね。でも、わたしは鳩山由紀夫さんとの対談が見たい!」と。
「いやいや、それは話が噛み合わないし、ケンカになるよ」と答えると、「そういうのが面白い!」と返された(苦笑)
自衛隊違憲論が出るようでは
日本の国は守れない
憲法改正については、「9条の改正」と「緊急事態条項の創設」について聞いた。
まず9条については、「自衛隊の違憲論が出るようでは、日本の国は守れない」と明確に仰った。
わたしも同意見だ。あるアンケートに憲法学者の多くが「自衛隊」について「違憲」または「違憲の疑いがある」と答えている。高市さんは、そういう状況に終止符を打つべきだと述べた。わたしも100%そうすべきだと思う。
それとの絡(から)みで仰っていたのが、在外邦人救出のこと。
昨年5月30日のメルマガで、トルコのエルトゥールル号遭難事故とイラン・イラク戦争(1980〜88年)時の邦人救出劇のことを書いた。さらに、昨年9月15日のメルマガでは、日本に協力したアフガン人500人余を救出できなかったことを書いた。
今年2月24日に起こったロシアのウクライナ侵攻においても、現地に残る邦人約120人の救出には自衛隊機を派遣せず、チャーター機で対処することになった。
現時点での憲法では制約があり、学問やビジネスなど、さまざまな分野で国外で活躍している日本人が窮地に陥ったとしても、自衛隊による救出活動はほぼできない。
「憲法9条が足枷(あしかせ)となって、救出のための法律が不十分」というのが、高市さんの考えだった。
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