■■ 2022/03/04 ■■
兵頭正俊の優しさ出前
~3分でマスメディアとは違ったステージに招待します
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ロシアと同様に日本も譲歩・売国の国家に変質
(その3)
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プーチンの目指す世界とその到達点
1 クリミア編入後、G8から排除されたものの、国連安
全保障理事会での(常任理事国として)拒否権をもって
いる。またロシアは、エネルギー、核、地理的な超大国
としての役割を担っていて、世界はロシアの意見や立場
を考慮せざるを得ない。
2 ロシアは軍の再建に成功し、いまや世界的にパワー
を展開する能力をもつ地域軍事大国に変貌した。
3 アメリカがバイデンによって弱体化したからには、
欧米日はロシアとの交渉テーブルに着かざるを得ない。
こうしてみてくるとアメリカの凋落が今回のウクライナ
問題に大きな影を落としていることがわかる。
4 「安全保障が脅かされているのなら、武力を行使す
ることにまったく問題はなく、適切だ」と彼は考えてい
る。「ロシアの利益は欧米諸国の利益と同様に正統であ
るにもかかわらず、米欧はそれを無視してきた」とプー
チンは主張している。そこでウクライナ問題だ。プーチ
ンは小型核を使うかもしれない。米欧は震え上がる。侵
攻どころの騒ぎではない。
5 「米欧はモスクワが表明してきた一連の不満をほと
んど否定してきた」。ソビエトの崩壊を「20世紀におけ
る最大の地政学的惨事」と彼が表現したのは、2500万
のロシア人がロシア連邦の外側に取り残されたからで、
特に1200万のロシア人がウクライナに組み込まれたこ
とを彼は問題として批判してきた。
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