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伏木悦郎のメルマガ『クルマの心』
第467号2022.3.1配信分
●人の営みは『テクノロジーの進歩』で常に変わるもの
弥生3月。私事で恐縮だが、あと3週間ちょっとで『古希』を迎
える。70回目の春となるわけだが、思ったほどに感慨が湧かない。
随分長く生きてきたものだ。振り返るとそう思わないでもないが、
意外に老いた実感がない。もちろん身体にはあちこち衰えが目立ち、
「このポンコツめ!」我ながら己を罵ることが増えた。
だがしかし、まだ”事を成した”実感がない。「やりたかったの
はこういうこと」なんとかしてそれを形にしたくて、やる気だけは
失っていない。老い先短くなったことは認めるが、少なくとも気持
ちだけは失わずにいたい。
などと言いながら、月が改まったにも関わらず、またしても一週
間の原稿配信遅れ。心からお詫びするとしか言いようがないのが、
まだ折れてはいない。宜しくお付き合いのほどお願い申し上げる。
さて、遅配続きの『クルマの心』だが、タイミング的には好都合
だった。3月3日、4日と立て続けに大きなニュースが飛び込んだ。
といって先月24日に勃発したロシアのウクライナ侵攻話とは違う。
まず3日は、元日産代表取締役のグレッグ・ケリー氏の判決言い
渡しが東京地裁で行なわれた。懲役6ヶ月、執行猶予3年であると
いう。即時性がインターネット時代の常識となって久しいが、web
媒体を介して各報道機関が一斉にほぼ同じトーンで速報を伝えた。
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