中ロ限りない友情のウソ
人民元では歯が立たない
外交・経済で大きな壁へ
台湾侵攻は「自殺行為」
ロシアのウクライナ侵攻は、中国にとって大きな教訓を残す事件である。プーチン大統領は、ロシアとウクライナの歴史的・民族的な一体論を振りかざして侵略戦争に踏み切った。21世紀の今日において、武力を用い相手国を屈服させる手法が許されるはずもない。この「強盗行為」に対して、中国は反対することなく国連で「棄権」というヌエ的行動に出た。
国連は、3月2日の緊急特別会合でウクライナ侵攻非難決議を行なった。ロシアは2014年にもクリミア半島侵攻によって、国連の緊急特別会合で非難決議されている。参考までに、今回と前回の非難決議の賛否状況を見ておきたい。
今 回 前 回
非難に賛成 141 100
棄 権 35 58
非難に反対 5 11
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